てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

オナガアシブトコバチの生活史について

2021年04月22日 08時46分10秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも見に行くノイバラの群落の中にオオカマキリ?の卵のうがあり、そろそろカマキリの幼生が出てくるのではないかと注視していた。

昨日のこと、何やら小さい虫が動いているのが見えた。

 

調べてみるとオナガアシブトコバチだという。カマキリに寄生するという。産卵管が見えないので♂。

あまり知られていないが、私の調べた限り(想像したかぎり)このハチの生活史は次のようになる。

 

今、このオナガアシブトコバチは、♀の出てくるのを待っているものと思われる。

メスと交尾すると、メスはこの卵のうに産卵する。(これから出てくるカマキリの子にではない。)

孵ったオナガアシブトコバチの子は、この空き家になった卵のうの周りで何世代かが生活をする。

 

秋になり、新しい卵のうが何処かにできると、その卵のうの上から中の卵に産卵する。

そして来春に孵化して、寄生されなかった他のカマキリの子よりも一足早くに出てくる。これが今の状態

等と考えたが、間違いがあるかも知れない。

しかし、卵のうの周りで何世代かが生活をするには、何かに寄生しなければならない、もうカマキリの卵のうはない筈。

どうして世代を繋ぐのだろう??

詳しい方がおられたら、教えてらえたらありがたい。

 

参考にした文献

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kontyu/3/2/3_KJ00003246820/_article/-char/ja/

http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-c31f.html

http://ecowork.jp/ka-bachi/?p=9152

https://ci.nii.ac.jp/naid/110003374838