約一年ぶりにチャイロスズメバチに出会った。
最近は関東でも見られるようになってきた。
体長17-27mm、全身が黒-茶色の深い色に覆われている。北方系の種で、日本では中部地方以北に生息している。個体数は少ない。
モンスズメバチ、キイロスズメバチ等の巣を乗っ取る[10]ことから「社会寄生性スズメバチ」と呼ばれている。
他のスズメバチより遅めに越冬から覚めた女王は、女王しかいない他のスズメバチの初期の巣を襲い、相手の女王を刺して殺害する。
その後、自分の働き蜂が羽化するまで、乗っ取った巣の働き蜂に働いてもらう。
発達したキチン質の外皮を持ち、キイロスズメバチは勿論、オオスズメバチの大顎や毒針でも容易には貫通出来ない防御力を有しており、これが乗っ取りの際にも有利となる。
等とある。