てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 2016 飛島探鳥記 土門拳記念館

2016年05月14日 20時27分26秒 | 日記

 

 

              筑豊の子供たち

 

日本の代表的写真家の土門拳は酒田市で生まれだという。

市内の飯盛山には立派な記念館があり、この日は雨だったので皆で作品を鑑賞した。

素晴らしい写真をたくさん見ることができて有意義だった。


 

写真の立場 土門拳

実物がそこにあるから、実物をもう何度も見ているから、写真はいらないと云われる写真では、情けない。
実物がそこにあっても、実物を何度見ていても、実物以上に実物であり、何度も見た以上に見せてくれる写真が、本物の写真というものである。
写真は肉眼を越える。
それは写真家個人の感覚とか、教養とかにかかわらない機械(メカニズム)というもっとも絶対的な、非情なものにかかわる。時に本質的なものをえぐり、時に瑣末的なものにかかずらおうとも、機械そのものとしては、無差別、平等なはたらきにすぎない。
そこがおもしろいのである。
写真家は、機械のうしろに、小さく小さくなっている。写真家が小さくなって、ついにゼロになることは、なかなかむずかしい。せいぜいシャッターを切るとき、あっちの方を眺めるぐらいなものだ。
写真の中でも、ねらった通りにピッタリ撮れた写真は、一番つまらない。
「なんて間がいいんでしょう」という写真になる。
そこがむずかしいのである。

 


 2016 飛島探鳥記 コムクドリ

2016年05月14日 09時38分01秒 | 日記

 

 

 

 

 

酒田港に戻ったのだが、そのまま家に帰ったのではなかった。

帰りたいのだが飛行機のチケットの関係で帰れない。

酒田で宿をとり、市内で探鳥をすることに。

酒田市にも大きな公園があり探鳥を楽しむことができる、しかし天候は相変わらず悪く傘を手放せなかった。