エンジンバルブには、吸入と排気がある訳だが、熱的負荷は圧倒的に排気バルブが高い。従って、排気バルブはニッケルなどを多く含む耐熱合金で作られ、大きさは吸入に比べ小さいがコスト的には倍を超す費用を要しているはずだ。エンジン稼働中のバルブの放熱は、バルブが閉じているときは、傘フェース部とシートリング間でも行われるが、排気行程など排気バルブが開いている場合、バルブステムとシリンダーヘッドに打ち込まれたガ . . . 本文を読む
燃料噴射以前のキャブレター全盛期の頃、ソレックスとかウェーバーは存在しなりの最高出力は出たものだが、如何にせよ低中速の過渡特性が悪く、スポーティーカーの主は、ツインキャブとしてSUキャブというのが多用された時代があった。
このSUキャブだが、オリジナルはイギリスだと思うが、サイドドラフト(横向き通風式)で、英国のローバーミニなどではシングルキャブで使われた例や、ジャガーのストレート6ではトリ . . . 本文を読む