つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

実用衣料

2019-03-16 09:59:51 | 日記
小売業は、最近どこもかしこも食品の話題ばかりですが、実用衣料品販売店はどんな状況なのでしょうか。
これまた、まったく知らない世界なので、いろいろ聞いたり調べたりしてみました。
きれいな売場で、粗利たっぷりというイメージがありますが・・・

◆実用衣料品販売店は今
 衣料品関連だとすぐに思いつくのが、ユニクロ・しまむら・西松屋でしょうか。
 これらはどちらかというと新興で、かつ従来にない品揃えや商売で高収益を上げていそうです。
 そうではなく、伝統的な品揃え型の実用衣料品店です。
 こういった企業はどんどん淘汰されて、東海地盤の〇〇のれんさんは、全国2位レベルのようです、すごい!
 月坪売上は20万円以上で粗利率は35%かぁ 儲かってしようがないんだろうなぁ

 とんでもないそうです。
 世の中のたんすの中がもう衣料品でいっぱいになってなかなか新規に売れないそうです。
 年寄りが増えて実用衣料の先行きは明るそうですが、
 そうではなく最近の年寄りはおしゃれでユニクロやファストファッションをも利用しているとか。
 まして、メルカリやヤフオクを利用する世代も増えて、もうお先真っ暗とか。
 シーズン晩期には、食品も真っ青の粗利率20%割れとか・・・
 坪効率に至っては、10万円前後をうろうろ・・・

 したがって、最近の店舗は店長が居ない?
 まあ詳しくは、店舗がパートさんだけで運営されており、社員店長が複数店舗を掛けもちなんだとか・・・
 苦境を脱するために、目方で箱単位の商品を輸入し、これを破格の300円で販売し粗利稼ぎ?
 これがまた市場を荒らし、客単価ダウン~苦境のエンドレススパイルへ・・・
 社長さんが、ウチも食品を扱いたいくらいだ、と言ったとか言わないとか・・・
 どこも大変なことです。お察しします。
 
 



 

リーダーシップ 稲盛語録から

2019-03-15 20:00:28 | 日記
おいらは、経営者でも経営幹部でもないけれど、京セラ稲盛さんの「企業倫理とリーダーシップ」を聞きました。
もしかしたら、何年後か何十年後に役に立つかもしれませんからね。

◆稲盛さんの考える「企業倫理とリーダーシップ」
 歴史を見れば明らかのように、国家をはじめとしてどのような集団であれ、その盛衰はリーダーによって決まってきました。
 人類の歴史はまさにリーダーの歴史とも言えるのです。
 これは企業についても言えることです。
 企業リーダー、つまり経営者の行動の成否は、企業の繁栄やその従業員の運命を決します。
 しかし、過大なインセンティブは経営者を堕落させると考えます。
 経営者が企業のリーダーとして、すばらしい才能をもち、多大な貢献をはたしているならば、その働きにふさわしい処遇を与え、
 さらに力を発揮してもらう。
 そのようにして企業の業績を伸ばしてもらうことは、従業員にとっても、株主にとっても、さらには社会にとっても良いことです。
 しかし、それがあまりに高額であれば問題になると考えています。
 あまりに高額のインセンティブは、経営者の精神を麻薬のように蝕み、その倫理観を麻痺させてしまいます。
 企業を健全に成長させる上では、そのような経営システムは見直すべきだと考えています。

 西郷隆盛は、私心のない清廉潔白なリーダーとして今もなお日本人の敬愛を集めていますが、彼はリーダーの選任にあたって、
 最も大切なことは次のようなことだと述べています。
 「徳の高い者には高い位を、功績の多い者には報酬を」。
 つまり、高い地位に昇格させるのは、あくまで人格を伴った者であり、すばらしい業績を上げた者の労苦には、
 金銭などで報いるべきだ、と言うのです。

 ややもすると、人格者よりも才覚者がリーダーにふさわしいとビジネス界では考えられています。
 しかし本来、多くの人々を率いるリーダーとは、高潔な人格を持っていなければならないはずです。
 自分の欲望を抑制できるような強い克己心や、その成果を社会に還元することに喜びを覚える利他の心を備えた、
 人格者でなければならないのです。

ということだそうです。
たしかに最近、日本を代表するような企業で経営者に起因すると思われる不祥事が頻発しています。
これも稲盛さんによれば、徳の無い人物が才覚だけでリーダーの地位についた結果なのでしょうか。
おいらがそんな場面を迎えるかどうかは定かではありませんが、まあ心には止めておきます。
 

中国二千年の知恵

2019-03-14 18:48:45 | 日記
今日は、中国二千年の知恵「老子」を読み解いてみました。
おいらの勝手な解釈ですので、間違ってたら、ごめんなさいです。

◆どこへも行かずに天下を知る
 すべてにおいて秀でてる方、「聖人」は、こんなものなのでしょうか。
 
 戸外に出ることもなく、天下を知る。
 窓から窺うこともなく、天道を知る。
 出かけて遠くへ行けば行くほど、知ることはいよいよ少なくなる。
 そのゆえに聖人は、
 どこにも行かずに知り、
 見ないで言い当て、
 作為せずしてものごとを成す。

 中国二千年の歴史恐るべしです。
 おそらくは、真の聖人は上記の様なんでしょう。
 しかし、おいらは勝手にこう解釈しています。 
 事件は現場で起きていて、会議室で起きているのではない・・・  
 ということは、十分承知していますが、現場でたたき上げ、地べたを這いずり回って雑巾がけを重ねれば、
 凡人といえど上記のレベルに達せられると確信をしています。
 経験と、失敗の知見の積み重ねこそが、人を成長させるものです。
 そういう人に私はなりたい(宮沢賢治)。

彼の企業を忘れるな

2019-03-13 19:00:37 | 日記
昨日は、最近のHCの変身ぶりについて記しました。
そのことについて、店長(1月の粗利率を計算できない店長とは別、彼は転勤しました)から、あの企業のことは?とありました。
そうです。失念していました。北関東の勇者であるあの企業を。
今日は、HCの追加としてその企業のことを書きます。

◆HCといえば北関東の勇者である〇〇ンズを忘れてはいけません
 この企業の強さは、とにかく何事にも熱心で真剣です。
 それはおそらく会社全体、社員全体にしみ込んだものだと思われます。
 いわゆる座学の類、有料セミナーや業界勉強会でも必ず目立ちます。
 競合調査も徹底したうえで、それを超越した放置プレイとみられる対応です。
 店長は、かってストコン現場に遭遇したことがあるそうです。
 6人ほどで、店内通路を1列ずつ端から端まで徹底的に調査していたそうです。

 そして、業態・品揃え・価格を凌ぐ最大の強みが本日のメインテーマPB開発です。
 何事にも熱心な社風だからでしょうか、次々と商品開発され売場投入されます。
 なかには期待外れで廃版となるものもあるようですが、新製品投入の方が圧倒的に多いようです。
 おいらのようなしろうとから見ても、日本で一番上手にPB開発をしている企業じゃないでしょうか。
 今後の日本社会は、年収300万円程度の層が増えるとも聞きます。
 そういった層の合理的生活を支えるありがたい存在になっていくのではないでしょうか。
 


HC変化中

2019-03-12 19:25:11 | 日記
HC業界のことはまったく知りませんので、いろんな人に聞いたり調べたりしてみました。
その結果、ここ数年来の業界全体の低迷から、大きく変身しつつあるようです。

◆HCが変わりつつある
 業態のビジネスボリュームがDgSに抜かれたとか聞きますが、静かに巻き返し中のようです。
 かっての花形DIY、バブル時のバラエティーストア化がいずれも陳腐化してもなかなか変身はできませんでした。
 しかし、長期低迷からさすがに売場・商品の見直し、それは業態の見直しとも言える大規模なものです。
 それはある意味当然で、HC業態も少子高齢化にあらがうことはできないからです。
 DIY人口は減り、コモデティー売上も減ります。
 そこで伝統的な手法の圧縮付加法です。

 既存の扱い商品群を縮小し、新たなMDを付加していくのです。
 それは同時に他業態の得意商品群への攻め込みという面もありますので、攻撃的な手法とも言えます。
 その例として、
  乗用車用タイヤ(自動車用品店)
  灯油・ガソリン(ガソリンスタンド)
  困りごと解消サービス(便利屋)
  住宅リフォーム(工務店)
  第二類医薬品(DgS)
  生花(花屋)
  酒類(酒販店)
  食品(SM、DgS) 
 幸いにして、HCは売場面積が広いため、これらを付加しても売場は混乱しません。
 そして、新規MDが少々期待外れでも、既存商品群の坪効率が急上昇しますので、結果は良いもののようです。
 やはり、ワンストップでいろいろな買い物と用事が済むのは強いのでしょうね。
 特にお年寄りには、ある意味かかりつけ医さんのような感じなんでしょうか。
 かっての雑貨諸々の巨大なバラエティーストアから、業態のバラエティー化とでもいえば良いでしょうか。
 伝統的なHCの売場が大きく変わってきたこの頃ですよね。
 巻き返しを期待しています。