最近になって公開された「旧伊藤伝右衛門邸」に行ってきました。
ちょうどひな飾りもあるというので、一度で二つの楽しみを味わえるチャンスでした。
筑豊の炭鉱王と呼ばれるだけあって立派な門構えです。
ちなみに敷地は2300坪、建物の延べ床面積は300坪と、想像が難しいほど広いです。
これは建物の入り口です。
もちろん、履物を脱いで上がります。
玄関を上がってすぐ左手は応接室です。
部屋から見る庭の景色です。
唯一の2階の部屋、白蓮の居室から見る庭です。
明るく開放的な気持ちのいい部屋でした。
それを外から見た外観です。
庭には東屋があってそこからも建物が見えます。
庭に行く途中に見えるのが「白蓮館」という白蓮にまつわる資料を集めた資料室になっています。
華やかに見える白蓮もいろんな人生をたどってきた事がわかります。
さて、ここからは室内に展示してあるひな飾りを少しご紹介します。
玄関の正面には、早速お雛様が飾られていました。
一番の見どころは「おとぎ話の座敷雛」といわれる「源氏枠御殿」です。
中央の雲の上にいるお雛様の方向を向いています。
数も大きさも圧巻です。
そして、その一角に「黒田官兵衛」もいました。
右下はなぜか桃太郎です。
古いお雛様もたくさんあります。
貝合わせしている子供の人形もありました。
部屋いっぱいに貝合わせが展示している部屋もありました。
この施設だけでも十分に見応えがあります。
飯塚にお越しの際は、寄って見られるといいですよ。
入場料は300円ですが、飯塚歴史資料館とのセット券は400円になっています。
飯塚歴史資料館が見たいという方にはお得な券になりますが、飯塚歴史資料館はお雛様が少ないのでお雛様目当ての方にはおすすめしません。
常設展示は、古墳から出土した桶や、炭鉱にまつわる資料が展示されています。