朝、起きるとかなりの雨。
すぐ近くの槍ヶ岳の山頂も見えません。
どうしようか悩んだ挙句、予定通り出発する事にしました。
最初の大喰岳までは何とかたどり着いたものの、中岳に向かう途中であまりの風と雨の強さに単独行である事もあり進むのを断念して槍ヶ岳山荘へ戻ってきました。
他に登山者が全くいない不安、雨と風でカッパの中の濡れた衣類が更に冷たく感じていた、遭難の第一位は「低体温症」との事で、寒いを我慢するだけでは遭難を回避できない等、自分の能力以上の活動がやめた方がいいと判断しました。
ならばと、昼過ぎのバスに乗るべく山を駆け下りてきました。
バスの予約もできて、2泊分の汚れと今日の汗だくの体を洗い流したくて、上高地で登山者にお風呂を開放してくださっている「上高地アルペンホテル」へ向かい600円でお風呂を使わせて頂きました。
ああ、さっぱり!
しかし受付が14時までなのでご注意ください。14時半には風呂を洗ってしまうそうです。
遅い昼ごはんを食べ、お土産を買い、河童橋を振り返り雲に隠れた穂高を見て(見えませんが)バス停にむかいました。
バスを降りたのは「京都」。
最終の新幹線に間に合わなかったので、今日はここに宿泊します。
荷物を片付け、落ち着いたのでホテルを出てビールを飲もうかと店を探しました。
そうそう「エビスバー」なら美味しいビールがのめるはず!
写真は「エビス マスター(650円)」というやつです。うまい!
今朝がた北アルプスで身の危険(大袈裟ですが)を感じたのに、夜には京都で飲んでるなんていろんなことがあった一日でした。