白黒の鳥はシジュウカラ

春先、梅やサンシュユが咲いていた頃にも見かけました。。。



この鳥は始終鳴きながら動いていて賑やか…だから？
〝始終〟～〝シジュウカラ〟

堂々としていて
私が近くで写真を撮っていても平気でした

白と黒がはっきりした羽の色は目立っています

近くにはメジロもいましたが
鳴きかたは、このシジュウカラの大きく響く声に比べたら
とても優しいささやくような声、姿を見なくても
シジュウカラがやって来たらすぐにわかります

住宅街の真ん中にある庭なのに
いろいろな鳥が来るのに感心します
鳥たちの生活も変わってきているのでしょうかね。。。

寒々とした空～雨の日曜日

冷たい雨にやっと咲き始めた桜がこごえていました。。。

昨日の桜…

心なしか花びらが縮んだみたいに見えます
他にも数個咲いていますけれど
今日のこのお天気で咲くのはおあずけですね

家の中、花瓶の花は
春らしい色合いを見せてくれています

来週もう一度行こうと思っている
東京都美術館でやっているティッツアーノとヴェネツィア派展


上野ですから、お天気が良ければ公園散歩？
お花見もできるかも～♪ ですね！。。。

ベネチア男にも言わせてくれよ！・その2

ベネチア派展の肖像画で気になった一枚、それはyuyuさんが選んだ作品と同じでした。

でも、わたしの感想は、yuyuさんと真逆です。

似たような構図としては、このような肖像画があります。
そして、この男がこちらを見ていることがお分かりだと思います。


しかし、決定的に違う点は、笛を持つ男はこちらを見てはいません。
では？
どこを見ているのでしょうか。
それが、この作品の全てを物語っています。

笛を持つ羊飼いであれば、このような画風が普通です。



しかし、この男。

陰になっている右目の表情が、（写真集では）微かにこちらを見ているように思えます。


わたしの結論を申し上げます。
この男は、死んでいます。
正確に言うと（絵の中で）殺されています。

首筋にある2本の線は、細い革ひもで絞殺されたことを示しています。
その手口は猟奇的です。
もしも殺すことを目的としていれば、喉仏を締め上げて窒息させるはずですが、この男には、そのような生活反応が認められません。
首の前方に、生きている間に圧力が加えられなかったということは、けい動脈を革ひもで圧迫することで脳虚血状態に貶め、且つその状態を最低でも10分ないしは20分以上持続させることで、脳実質細胞を壊死させたと考えられます。
このような処遇は、この男が抵抗できない状態で行われたことを示唆しています。

この男は、こちらを振り返って、さらに自分の背後を見ているのですが、解剖学的にいってこの絵の通りの方向であれば、その角度では何も見えないはずです。
そう、この男は「見えない世界」を見ています。

それは何か？
それは死後の世界です。

右目の暗い目で、死を見せています。
そして、左目で死後を見つめています。

で、この絵の意味を想像してみました。
が、タブーを含むので、ブログでは書かないことにします。
ま、これもひとつのルネッサンスなのかなとも考えています。

ベネチア女にもいわせてネ♪その４

先日のティツィアーノとヴェネツィア派展に行った時に
なぜか気になる一枚の肖像画がありました。。。

〝男の肖像〟


タイトルはただの男の肖像ですが、これらの絵は
「笛吹」あるいは「笛を持つ羊飼い」という主題で
描かれる人物なのだとのこと、いろいろなバージョンで描かれ
古代ローマ時代には慣例的に
王様が羊飼いとして表されたこともあるという解説です

この目がとても印象的過ぎ！
絵をよくみればもう片方の目も描かれているのですが
もしかしたらこの人、もう片方の目は無いのかも知れない…
そんな事を思ってしまうくらいに引き付けられる描き方です

どんな男性だったのでしょうか
もしかしたらどこかの貴族のご落胤？～落とし胤
正式な血統の一族とはみなされない不遇な生き方をしている男性
もしかしたら本当に羊飼いをしている人かも？

見開かれた片方の目のある表情は
それでも前向きに生きている様子を表し
もう片方の目のある表情は、暗すぎて見えないくらい
違った顔になっている人生を表しているのでは？

でも彼はきっと、人を引き付ける
魅力溢れた人物だったのではないかな～

彼女のような

一途な乙女の心を引き付けるような
純粋で強い生を感じた彼です

〝田園の奏楽〟


この絵の中にいる
背景に溶け込んでしまうくらいに描かれている羊飼い
笛で彼女に語りかけているような様子にも見えてきます
描かれた場所や描いた人は違っても
その時代に生きた人たちの物語を考えると
絵画って面白いです。。。

おだやかに晴れた土曜日に♪

早朝はひんやり、現在も意外とひんやり
でも晴れた空です。。。

可愛く開いた桜が一輪

早く周りも開くと良いのに、なかなか開いてくれないのは
気温が低めのせいでしょうか

ねえ？
サム君どうでしょね…

すっかり花が終わった梅ノ木に
白黒の鳥が来ていました

幹をしきりに突っついていました

なんて鳥でしょうね？

サム:その鳥、時々きてますよ

そうなのよね、調べてみますね

植木鉢の中のこの小さな木は
さっきの梅の木の〝実生～ミショウ〟だそうです

とても早咲きで花の無い12月から咲いてくれ
香りがよく、お気に入りの木
yoyoさんは１０年がかりになるけれど育ててみよう
そう言っていました

１０年後、どんな木になっている？
ワクワクです♪。。。

早咲き梅には早くも実が！

今日は快晴！青空が気持ち良いです。。。



植木屋さんも仕事がはかどりそうですね
うちの庭でも桜が咲き始めてよろこんでいたら

早咲きの白梅には早くも

実が育ってきていましたよ～びっくり！

サム君と遊んでいるときに枝に乗っけたボール
そろそろ下ろしてあげないと、葉が繁り
隠れてしまいそうです。。。

桜開花です！

待ってました～今年の一番♪。。。



昨日から見ていた蕾が開きました！



これから日が当たってくれば
どんどん花開いていくことでしょう～♪



植木屋さんが来ています
庭木がどんどん芽吹いてきますしね。。。

タイトル〝ボールのある庭の風景〟

いつもの庭の写真ですが
絵画風にイメージして撮って、解説もしてみました。。。

解説すると、この写真のなかには
２箇所にポイントとなるボールが置かれています
一つはここ
サム君の前足のところ
２個ありますが、これはすでに遊んだ後の様子を
現している表現です
ボール投げ遊びは２個を使うのですが
彼は必ず、遊んだ後にボールを２個とも自分から離さない！
表情を見ても、落ち着いた満足感がありますね…

そして二つ目のポイント、ボールがあるのは
梅の木の枝
ここに１個のっていますね～！

実はここに、この写真を撮った私の
意図したわけではないのですが
いつものボール投げ遊びが楽しいのよね～♪
というメッセージが込めてあるのですよ！

夢中になってボール投げ

yu:サム君いくよ～それ～～～♪

サム:ワーイ！ワンワン♪
あれ？ボール～ 落ちてきませんよ！？

yu:アー！ゴメン… のっかった！！

サム:イイですよ～
他のでいいから早く投げてくださいよ～

yu:そうだね～♪♪♪

そんな風にしているうちに


この枝のボールは
忘れられた存在になっていましたとさ。。。

桜～開花は…

今日咲くかと思っていたのですが。。。

まだみたいです

きっと太陽の光が当たったら開いていたと思いますよ！

今日は麻から思ったより雲の多い空

仕方ないですね～開花は明日に期待です！

昨日はお出かけだった私、今日はyoyoさんが
お仕事でお出かけです

すっかり花は終わり葉が繁っている河津桜の下で

あまり日が当たらないのですがそれほど寒くなかったので
お昼ご飯の後のデザートをいただきました


バームクーヘンに
梅ソースを染み込ませたもの
その上にのったレーズンにはラム酒がたっぷりしみています♪

今ごろyoyoさん、お弁当に持っていった
ユカリまぶしご飯のおにぎりをスタジオで
食べているところかなぁ？。。。

ベネチア女にもいわせてネ♪その３

上気させた頬で横たわり脚を絡ませている姿
名前は〝ウェヌス〟ニンフから発したウェヌスは
豊穣と快楽を具現化した姿のようなもの
なのだそうです。。。

そんなウェヌスの想像しているのはどんな男性？
というか～タイプの男はどんな人なのか…
当時の肖像画から見つけた候補です

こちら、野心家の彼

目の光に若さと野心が現れている様子
そして身につけた光り物はお金持ちなの？
でもウェヌスのお相手にはちょっと物足りないかな～

もう一人は

真面目そうなひと
きっと良い旦那さんになってくれそうなタイプですね
しかし彼女は良い妻タイプではなさそうです

騎士だという彼はポーズを決めています！

カッコいいけど、、、もうちょっと
悪っぽいところがあったらもっと魅力的かなぁ

となると、残るはこんなタイプ？
〝お金持ちかどうかは関係なく
一緒にいて安らげるのはよいけれど
それだけではなく、もっと刺激的な何かを求める
女心に応えてくれる男性〟

そんな人がいる？
肖像画に描かれるような男性の中にいるのでしょうか…

「いるわよちゃんと♪」



〝男の肖像〟

彼が何者なのかは分からない…という
捉えどころのない目線にちょっとだけ歪めた口許
思わせ振りな表情が気になります
〝ミステリアスな男の肖像〟

豊穣と快楽を求める女性が
夢の中で思い描くお相手に必要なのは
ミステリアスで何を考えているのか分からない
けれど…
思わずにはいられない男…みたいですよ。。。