村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

松川浦

2012年05月06日 16時04分47秒 | 日記

今日は午後からディスクゴルフを楽しむはずだったのですが、突然の嵐で中止になってしまいました。残念!!

昨日は、津波の被害を受けた松川浦の叔母の家を約1年ぶりに訪ねました。昨年の4月にがれきの撤去と床下の泥の掻き出しを手伝って以来でしたのでどれだけ復旧したのか楽しみでした。

叔母の家は松川浦のメイン通りから少し入ったところにありますが、家の前にあった建物がすべて撤去されており、目の前に多くの漁船が並ぶ港が丸見え状態でしたね。家の方もきれいに修復されていて震災前と変わらぬ生活をおくれているようなので安心しました。とても1階部分が水没したとは思えないくらいですね。

松川浦の通りも見違えるようにきれいになっていました。昨年の4月に行ったときには、がれきだらけで片側しか通行できなかった道路も元の状態に戻っていたし、倒壊した家屋や店舗もきれいに片づけられていました。旅館やホテル、食事処は営業を再開しているところが多くありましたね。連休なので多くのお客さんが訪れているようです。

港には多くの漁船が停泊していました。こんなにも多くの漁船があるのかと思われるほどですが、相双地区の漁港が使えない状態なので全て松川浦に持ってきているそうです。今は漁業も原発事故の影響で休漁状態なので、海のがれき撤去をしているそうです。松川浦の太平洋に面している大洲地区は松川大橋から磯部へ抜けるきれいな道路だったのですが、いまだに修復されず通行できないそうです。昨年の4月には波が松川浦に入ってきていましたが、仮の防護堤でふさいでいるみたいですね。でも白波が見えていました。

津波はこの松川大橋を超える勢いで襲ってきたんですね。松川大橋を降りたところから道路が消失しているそうです。通行はできませんね。

松川浦の旅館や飲食店11店舗では、4月28日から「松川浦復興チャレンジ丼」として、海鮮を使った各店オリジナルの丼ぶりの販売を始めたそうです。原発事故の影響で地元では漁をしていないので、海産物はすべて北海道や県外産をしているそうですが、頑張って以前のにぎわいを取り戻してほしいですよね。

南相馬でもそうですが、地元産の海産物がありませんので高いですよね。震災前のように新鮮で安く、おいしい魚はいつになったら食べられるんでしょうね。