「吾妻の夜明け」からのつづきです。
吾妻小富士からの朝日を楽しんでから一旦車に戻り朝食をとる。
コーヒーを入れてゆっくりしているとどんどん車が入ってくる。
こんなに登山客が多いときに登るのも久しぶりです。
一時は中高年の登山が流行ってましたが、最近は山ガールの影響もあり若い登山客が多くなりましたよね。
なんて思いながらのんびりしていると7:30を過ぎてしまっていた。
あわてて準備をして出発。
いつも渡る橋のたもとには木道工事の看板が掲げられていた。
老朽化した木道の掛け替え工事が開始されたようです。
駐車場の料金も無料になり登山道の整備がおろそかになるのを心配していましたが、
福島県もきちんと考えてくれていたことに安心しました。
浄土平の湿原はススキの穂が秋の気配を漂わせています。
いつものようにこの橋を渡り登山開始です。
今日の登山道はにぎやかそうですね。
空は快晴で朝の寒さはうそのように気温が上昇しています。
今日の予定は、
浄土平 → 鎌沼 → 姥ヶ原 → 谷地平 → 姥ヶ原 → 酸ヶ平 → 一切経山 → 酸ヶ平 →浄土平
鎌沼周辺は登山者がいっぱいのようなので、何年振りかで谷地平まで行ってみることにした。
去年は10月第3日曜日に来たときにはすっかり葉が落ちてしまってましたが、今年は紅葉の始まりの時期です。
ダケカンバもきれいに黄葉しています。
マイヅルソウの実?
登山道の両脇は紅葉や黄葉がいっぱいです。
蓬莱山も錦秋色に染まってます。
写真ではあまりきれいな色が出てないけどこれが錦秋色っていうんだろうな。
木の名前がわからなくてすみません。
写真も写りが悪くてすみません。
ナナカマドも真っ赤に色づいてます。
紅葉に見とれてしまいゆっくり登り過ぎてしまったような気がしたが8:40に姥ヶ原の分岐に着いた。
そこから今日は鎌沼の南岸を目指す。
俺はヒーヒー言いながら登ってきたのになんとこの登山道を走っている猛者のアベックがいた。
以前大きく重そうなザックを背負い走るように登って行った山男を見たことがあるが、世の中にはすごい人がいるんですね。
そういえば岡山の桃さんもこういうことをしているんだろうか?
鎌沼の南岸で小休止。
南側には東吾妻山が見えます。
目の前の鎌沼も青い空が反映してきれいです。
真っ赤なナナカマドの木
コバイケイソウの夏の残骸がたくさん立ってます。
鎌沼の南岸をゆっくり歩き、姥ヶ原西端から谷地平を目指します。
鎌沼から姥ヶ原の登りは木道が朽ち果てていましたが、きれいに架け替えられてました。
快適に歩くことができます。ありがとうございます。
姥ヶ原で青い小さい花を見つけた。ミヤマリンドウかな?
ここから左に折れると谷地平への入口。姥神様に出ます。
風雪地蔵と姥神様はいつもの姿で登山者を見守っています。
ここから奥に入るお許しと安全をお祈りしました。
ここで9:20、ちょっと遅いような気がするが大丈夫かな?
ここからいよいよ谷地平への険しい登山道に入ります。
果たして無事にたどり着くことが出来たのか?
次に続きます。