忘れもしないあの日から2年7ヶ月を迎えた。
少しずつ、少しずつ風化してきているような気がする。
日曜日に、東日本大震災で犠牲となった方々を慰霊するための「鎮魂の森」を築くための植樹祭が行われた。
場所は、南相馬市鹿島区の右田浜海水浴場のキャンプ場があったところ。
震災瓦礫を利用した小高い丘を築き、松の木ではなく昔から土地になじんできた木を植樹した。
最初の定員は2000人だったがAKB効果もあり全国から3000人の人が集まったようです。
俺も参加しようと思っていたが、孫との付き合いで断念した。
細川元首相が理事長となって活動するプロジェクト「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」がバックアップして開催してくれました。
木は1年1m成長する。東京オリンピックの7年後には7mになる。
訪れた外国人に日本の素晴らしい取り組みを示すために多くの木を植えて行きたい。
と言うが、
安倍首相が言った「東京は福島から・・・km離れているので安心です。」
と聞いた外国人は「福島は危険です」と感じ、当然オリンピック選手は福島へは近づかないのではないだろうか?
植樹祭には参加できませんでしたが、植樹が行われた現地を会社の帰りに見てきました。
小高い丘が築かれ、その上にさらに小高い長い丘が3本築かれていて3本の丘に植樹されていました。
植樹祭の後をいろいろと見たことがありますが、なんでこんなに密生して植えるんでしょうかね?
ちょっと育ったら垣根のようになり大木にはなりませんね。将来間伐するんだろうか?
植樹した方々の思いがこもってます。
ここの場所には松林が広がり、夏になると多くの海水浴客やキャンプをする人達でにぎわっていました。
今は砂浜が無くなり、壊れて無くなった防波堤の跡に波が打ち寄せているのが見えます。
津波の跡が残されている海岸沿い、復興は進んでいると言うが、果たして後何年この姿が続くのであろうか?