「吾妻を満喫」昨日のつづきです。
ちょっとのんびりしていたら12:00を過ぎていた。
もう少しゆっくりしていたいが、ちょっと不安な長い登りが待っているので早めに出発。
木道に近い池塘に何か泳いでいるような気がしたのでよく見てみるとサンショウウオらしいものが泳いでいた。
サンショウウオって水中を歩くんじゃなくて泳ぐんですね。
そこから来た道を戻る。
お昼を過ぎたせいか何組かの登山者と遭遇しました。
やっぱりここまで足を延ばす人がいるんですね。
久し振りの谷地平を後にし、原生林を延々と登ります。
案内板の予定時間が1時間30分。
俺もそのくらいでは登ることが出来るだろうか?
途中からひざが痛み出したのでサポーターを装着する。
朝、吾妻小富士を急いで登ったせいか体のダメージもひどいような気がする。
なんとかヒーヒー言いながら登ること1時間20分。
突然視界が開け姥神様のところへ到着。
辛いと思ったら俺にしてはペースが早すぎたらしい。
ここから鎌沼を目指します。
こんなに晴天に恵まれる日は少ないような気がするが、俺の今年の吾妻は恵まれていましたよ。
鎌沼周辺のナナカマドはどれも真っ赤に紅葉しています。
鎌沼北岸の木道も交換工事が行われていました。
快適に歩けるようになりましたが、俺の膝は激痛がするようになってきた。
酸ヶ平の池塘にはカルガモが泳いでいました。
本当はここから一切経山を目指し今年最後の魔女の瞳と会いたかったのですが、膝の痛みがひどいので断念することにした。
この分岐を過ぎると浄土平まで一気に下ります。
健常者だと30分位で下ってしまうのだろうが、今日の俺は1時間以上かかるような気がする。
そういえば前回の駕篭山稲荷を往復して、無理して一切経山へ登ったらここの下りは同じような状態だった。
膝をかばいながらの下りていると俺をからかっているのかホシガラスが俺の周りを飛びながらついてくる。
なんか俺は動物に好かれるのだろうか?
ゆっくりだが徐々に目標が見えてくると安心します。
朝、一周した吾妻小富士も今日はくっきりと見えます。
シラタマノキ
真っ赤なナナカマド
こんなに紅葉がきれいな時の吾妻は初めてのような気がします。
ゆっくり ゆっくり 歩みを進めていてもいつかはたどりつくもんですね。
吾妻の噴煙も朝より元気になっているような気がします。
ここから眺める青空が俺は好きです。
この橋を渡れば今日の吾妻も終了です。
今回の吾妻は朝から最高の展望や珍しい出会いの連続でした。
今年はいろいろな吾妻を見て体験することが出来た。
やっぱり俺は吾妻が一番好きなのかもしれない。
今年はこれで終わりかもしれないが、来年の雪解けが今から楽しみにです。
来年は残雪の吾妻にチャレンジしよう!!
携帯での歩数は25000歩を越えている。
一切経山に行っていれば30000歩を超えることになるから、俺の予定が自分の身体を考えない無謀な行為だったことになる。
下山して数時間するとあの激しい膝の痛みは無くなりました。
膝の痛みは無謀な行為を妨げようとする俺の体の警告なのかもしれません。
反省! 反省!