今日の新聞に原発事故の避難区域が設定された市町村の26年産米作付農家数と面積の記事が載っていた。
農地除染の終了した田村市、広野町、川内村は前年を上回ったが、
農地除染が遅れいてる南相馬市と川俣町は農家数、面積とも大幅に減少するようです。
南相馬市は原発事故前の22年産米の生産農家数が2,711戸、作付面積が4,852haだったのに対し、
今年の生産農家数は84戸で約3%、作付面積は110haで約2.3%しか生産しないことになる。
平成25年産米にセシウムが検出されたのと、米を作っても風評被害により米が売れないのが原因している。
JAや市では平成26年産米からはセシウムを絶対に出さないように取り組むと言っているが・・・・・?
対策の一つとしてゼオライトを大量に投入しようとしている。
昨年セシウムが多く検出された旧太田村ではゼオライトを10a当たり1,000kgも投入する。
ちょっとやけくそになっているようにも受け取れるが?
反転耕をしてしまった田んぼでは表土を剥ぐと言うことは無理なのでこの方法しかないんだろうけど。
これで効果が無かったらどうするんだろうか?
ゼオライトにセシウムは吸着するが永久ではないそうです。
セシウムは経時とともに徐々にゼオライトから離れると言われているので、毎年ゼオライトを投入し続けると言うのだろうか?
俺も今年で4年間米作りを休んでしまったし、もう来年からの米作りも考えられない。
今年は動かしていない田植え機を処分しようと考えている。
昨年行われたアンケートによるとほとんどの米農家が離農を考えているという。
今後は集落営農に変わって行くようです。
集落営農に取り組むにも正常な生産が出来なければ無理ですよね。
どうなることか?