84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

鏡割り

2014年01月11日 | Weblog

   玄能の持つ手畏しろき鏡割

1月11日11日。。「鏡開き」。列島が凍てついた朝だった。幼児期の生家の鏡開きを思い出す。鏡餅は大きい1つは床の間に、別に子どもの掌大のは神棚・だるま棚・台所(火神)・流し台(水神)等に供えた。普段は毎朝焚いたご飯を供える場所である。11日の朝は、床の間のは、神棚で清めておいた玄能で割り分け一部は朝食で喰う。残りと集めた小さいのは酒の匂いのする器に保管しながら消化していた。職人気質で信仰心の強い父であった。