平成27年9月25日(金)
彼岸花(曼珠沙華)font>
連休も明け、すっかり秋らしく凌ぎ易くなり、
そろそろ、公園等では市の作業員の方達が、木々の手入れ
(枯葉の飛散防止のためか、枝打ち等)を始めました。
そんな中、所々に、真っ赤な彼岸花が咲き盛っています。
この花は、暗闇でも少々遠くからでも、目立って居ます。
彼岸花 (中国から帰化)
別名で曼珠沙華、死人花、天涯花、幽霊花、捨て子花
ヒガン科の他年草、花丈30~50Cmの花茎を伸ばし真っ赤な
炎の様な花が咲く。 花は輪状に外向き、花弁の長さは
≒40mm、幅5mm位。 稀に、白い花もある。
畑の畔や墓地、人里に近い場所に群生する。
有毒性で、小動物等の獣害を防ぐため植えられた様です。
亦、田畑や墓地の在る暗い場所に在ると真っ赤に燃える
様な強烈なイメージがある。
花ことば : 情熱、再生、転生等
名前の由来は、彼岸の頃に開花。これを食すると彼岸
(死)から死人花。
曼珠沙華は経典等に由来すると言われる。
日本では、死人花、地獄花、幽霊花、捨て子花等と
嫌われる事も多い様です、、。
百物語(おそろし三島屋変調百物語事始
宮部みゆき著 (NHKTVBSプレミアムドラマ)
第1夜 「曼珠沙華」
出演 : 波留、佐野史郎、宮崎美子、加藤かずこ他
伯父の営む店(三島屋)に身を寄せる娘おちかは、
許嫁を殺された暗い過去が在り、心を閉ざされて、、
在る日、店の主人から、留守を頼まれ、訪れる客
の話を聞く事に、、、。
その客は、庭にある彼岸花に驚き、、奇怪な話を、、
その人は、彼岸花の中から自分によく似た、死んだ
筈の兄の顔だと、、、、。
その後、主人から頼まれ、次々と奇怪な話を他の
客から聴く様に、、、。
宮部みゆきの時代怪奇話の世界、、、 他に
2夜:凶宅、3夜:邪恋、4夜:魔鏡、5夜:家鳴り、
「彼岸花」のタイトルの映画
映画「彼岸花」松竹 (1958年)
監督 : 小津安二郎
脚本 : 小津安二郎、町田高悟
原作 : 里美 敦(とん)
出演 : 佐分利信、田中絹代、有馬稲子、久我美子
山本富士子、佐田啓二、高橋貞二、笠智衆
桑野みゆき、渡辺文雄
大映の山本富士子が特別出演(小津監督の希望か、)
母(田中絹代)、娘(有馬稲子)、父(佐分利信)
婚期の娘を持つ、父親の悩み、葛藤、、、他人(友人)の
娘の問題には理解を示すものの、自分の娘の結婚に対して
非常に厳しく、蟠り(わだかまり)を持ち、苛立ち、全て
に反対して受け入れられない、、、、。
友人同志で、「お互い自分の娘は、思う様にはいかない
様だ、、、」
友人同志で酒酌み交わし、、
これ程では無かったと想うが、私(ヤギ爺)にも、、、
そんな時期が在り、この父親たちの気持ちがよく判ります。
映画のタイトル「彼岸花」は、今一判りません、、、。
映画のシーンに出てくる小物の中に、赤い薬缶、
赤いハンドバック、着物の赤い帯等、、、
赤いバッグ、赤いやかんが見えます、、
これを彼岸花の赤と、、、
(小津監督は、映画の中で使用する小物、小道具には、
何時でも 非常に気を使うようです。)
亦、彼岸花の花言葉の情熱、再生等を娘や父親達の心理
に結び付けて居るのか、、、、。
今日の1句
悍(おぞ)ましく髪逆立てる彼岸花
彼岸花狐火点る畦の径
野辺送り天依り降りし曼珠沙華
彼岸花(曼珠沙華)font>
連休も明け、すっかり秋らしく凌ぎ易くなり、
そろそろ、公園等では市の作業員の方達が、木々の手入れ
(枯葉の飛散防止のためか、枝打ち等)を始めました。
そんな中、所々に、真っ赤な彼岸花が咲き盛っています。
この花は、暗闇でも少々遠くからでも、目立って居ます。
彼岸花 (中国から帰化)
別名で曼珠沙華、死人花、天涯花、幽霊花、捨て子花
ヒガン科の他年草、花丈30~50Cmの花茎を伸ばし真っ赤な
炎の様な花が咲く。 花は輪状に外向き、花弁の長さは
≒40mm、幅5mm位。 稀に、白い花もある。
畑の畔や墓地、人里に近い場所に群生する。
有毒性で、小動物等の獣害を防ぐため植えられた様です。
亦、田畑や墓地の在る暗い場所に在ると真っ赤に燃える
様な強烈なイメージがある。
花ことば : 情熱、再生、転生等
名前の由来は、彼岸の頃に開花。これを食すると彼岸
(死)から死人花。
曼珠沙華は経典等に由来すると言われる。
日本では、死人花、地獄花、幽霊花、捨て子花等と
嫌われる事も多い様です、、。
百物語(おそろし三島屋変調百物語事始
宮部みゆき著 (NHKTVBSプレミアムドラマ)
第1夜 「曼珠沙華」
出演 : 波留、佐野史郎、宮崎美子、加藤かずこ他
伯父の営む店(三島屋)に身を寄せる娘おちかは、
許嫁を殺された暗い過去が在り、心を閉ざされて、、
在る日、店の主人から、留守を頼まれ、訪れる客
の話を聞く事に、、、。
その客は、庭にある彼岸花に驚き、、奇怪な話を、、
その人は、彼岸花の中から自分によく似た、死んだ
筈の兄の顔だと、、、、。
その後、主人から頼まれ、次々と奇怪な話を他の
客から聴く様に、、、。
宮部みゆきの時代怪奇話の世界、、、 他に
2夜:凶宅、3夜:邪恋、4夜:魔鏡、5夜:家鳴り、
「彼岸花」のタイトルの映画
映画「彼岸花」松竹 (1958年)
監督 : 小津安二郎
脚本 : 小津安二郎、町田高悟
原作 : 里美 敦(とん)
出演 : 佐分利信、田中絹代、有馬稲子、久我美子
山本富士子、佐田啓二、高橋貞二、笠智衆
桑野みゆき、渡辺文雄
大映の山本富士子が特別出演(小津監督の希望か、)
母(田中絹代)、娘(有馬稲子)、父(佐分利信)
婚期の娘を持つ、父親の悩み、葛藤、、、他人(友人)の
娘の問題には理解を示すものの、自分の娘の結婚に対して
非常に厳しく、蟠り(わだかまり)を持ち、苛立ち、全て
に反対して受け入れられない、、、、。
友人同志で、「お互い自分の娘は、思う様にはいかない
様だ、、、」
友人同志で酒酌み交わし、、
これ程では無かったと想うが、私(ヤギ爺)にも、、、
そんな時期が在り、この父親たちの気持ちがよく判ります。
映画のタイトル「彼岸花」は、今一判りません、、、。
映画のシーンに出てくる小物の中に、赤い薬缶、
赤いハンドバック、着物の赤い帯等、、、
赤いバッグ、赤いやかんが見えます、、
これを彼岸花の赤と、、、
(小津監督は、映画の中で使用する小物、小道具には、
何時でも 非常に気を使うようです。)
亦、彼岸花の花言葉の情熱、再生等を娘や父親達の心理
に結び付けて居るのか、、、、。
今日の1句
悍(おぞ)ましく髪逆立てる彼岸花
彼岸花狐火点る畦の径
野辺送り天依り降りし曼珠沙華