遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

土筆(つくしんぼ)

2016-03-18 15:21:41 | 俳句
平成28年3月18日(金)

土筆摘む

昨日も、今日も暖かい日が続いています。有難い、、、。
昨日(17日)の昼前、、、
カミサンが大きな袋を提げて帰ってきました。


「お父さん、これ、、、、、。」テーブルにドサーっと
土筆の山です。

「ホーっ、凄いねー、」
「Mさんのお婆さんとこにお裾分けして来たヨ、」
「いったい何処にこれだけの土筆が生えてたの、」
カミサンはモゴモゴと詳しくは教えてくれません。

土筆(つくし

春の日に土手や道端に、ワーっと出て来る。
杉菜を繁殖させるため、地下茎からまっすぐ地上に出した
胞子を土筆と言う。 その先端(頭)には六角形の亀の甲
型のものがぎっしり詰まり、やがてそこに亀裂が入り
そこから胞子が風に乗り飛んで行きます。

肉色の茎の部分には一節毎に袴がある。これは葉である。
この柔らかい茎の部分(10~15cm位)が食用となる。

杉菜(すぎな)

土筆の語源は、杉菜にくっついて出て来ることから、
「付く子」 ➔ 「つくし」となったと言われる説。
「つくしんぼ」「つくつくし」など、、

一方で、土から出た胞子茎は先端が袴で覆われており
その形状が「筆(ふで)」に似ているので「土筆」と
いう字を当てたと考えられている。

土筆のレシピ
「卵とじ」「佃煮」「甘酢煮」「油炒め」「かき揚げ」
「おひたし」等など、、、、が有ります。
我家ではもっぱら、「卵とじ」ですね、、、、。



今日の1句

土筆摘むはや真昼時腹の虫      ヤギ爺

子と二人競ふ喜び土筆つみ      ヤギ爺