令和2年2月20日(木)
乗っ込み鮒 : 乗っ込み、春の鮒
鮒はコイ科フナ属の淡水魚の総称
春になって水が温むと冬籠りから覚めて活動
を始め、暖かくなると産卵のため岸に近づい
てきて、盛んに餌付きよく釣れる様になる。
初鮒は春に始めて獲れる鮒をいう。
鮒は全国どこでも獲れるが、特に琵琶湖産の
源五郎鮒は美味とされる。
俳句の季語に「乗っ込み鮒」がある。
「乗っ込み鮒」は冬の間、餌も取らず川底深
く籠っていた鮒は、2,3月頃から巣離れを
始め、水が温む頃になると産卵のために川の
浅瀬や小川、水路等に遡上し、盛んに餌を漁
る様になる。
この様に勢いよく乗っ込んで来る鮒を「乗っ
込み鮒」という。
釣り用語であり、この頃は鮒が最もよく釣れ
る季節である。
今年は暖冬の所為か、「乗っ込み」の便りも
彼方此方から聞かれる様になった。
私の近所にも釣り好きの方が見えて、毎年
この頃には、早々と出かけられる様だ、、、
今日の1句
釣りあげる乗っ込みの鮒手にずしり ヤギ爺
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