遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

あめんぼう

2019-05-25 15:51:56 | 日記
令和元年5月25日(土)

水馬 : あめんぼう、川蜘蛛


小川や池、沼などの水面に長い6本の脚を張って
すいすいと滑走したり、水面を跳ねたりしている。
アメンボ科の水生昆虫の総称。

飴に似た匂いがすることから「あめんぼう」と呼
ばれるている。(由来)
体調5~30mm程で細長く、灰褐色をしている。
また、蜘蛛の様な体形で水面に浮かぶので水蜘蛛
とも呼ばれる。


三対の肢のうち、後ろの二対は極めて長く、水面を
滑走して小昆虫を捕食する。
足先に在る毛だけを利用して、毛が水を撥く表面
張力を利用して、水面に浮かぶ。
水馬が交尾する際、雌が雄を背中乗せても沈まない
程の張力がある。


余談
表面張力は、表面をできるだけ小さくしようとする
性質で、小学生の頃にコップの水に1円玉を浮かべ
た事を思い出す。

1円硬貨(アルミニューム製)は水より比重が大きい
が、乾いた1円硬貨を水面に平らに置くと、1円硬貨
にかかる浮力と表面張力が、1円硬貨の重さと釣り合
うために水に浮く。

俳句では、水馬を「水すまし」と詠まれることがある。
本来「みずすまし」はミズスマシ科の甲虫で別物で
ある。


今日の1句

水馬の瞬発力に驚嘆す         ヤギ爺

あめんぼう漕艇のごと競ふごと     ヤギ爺


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