平成29年5月10日(水)
裏 窓 1954年(日本公開1955年)米国 パラマウント映画
グレース・ケリーが、アルフレッド・ヒチコック監督
に気に入られ「ダイヤルMを回せ」に続いて2作めの
出演映画。翌年「泥棒成金」にも立て続気ての出演。
この映画に主演したジェームス・シュチュアートは、
「知りすぎていた男」「めまい」にも主演している。
グレース・ケリーは彼女の美しさを強調する様に、この
作品ではファッション・モデルという役柄で、登場する
シーンは多くはないが、彼女のファッションを随所に
見せています。 中でもグレース・ケリーが喫煙する
シーンは、チョット驚きです。
グレース・ケリーが煙草を、、、
※ニューヨーク映画批評家協会賞受賞
主演女優賞 : グレース・ケリー
この映画はほぼ全編を、主人公(ジェフ)の部屋に
設定をし、そこから眺める裏窓からのシーンに終始。
唯一、ラストに窓から突き落とされるシーンのみを
裏庭からのカメラで彼の部屋を見上げています。
裏窓からの撮影シーンは、外に広がる風景の距離、
角度、外を通る人や車などの動きを緻密に計算をし、
時折見せるズームを駆使し見せて居ます。
小津安二郎監督の作品では或る場所毎にカメラを
低く固定、人物をショット内に配置し、標準レンズ
を使用した映画とは若干違う様です。
※この映画で主人公ジェフが窓から落とされるシーン
は、スタントを使わず、J・スチュアート本人が
演じた様です。(勿論、特撮を用いている)
ヒチコックは必ず1シーンに登場します
カメラマンのジェフリーズ(通称ジェフ)は事故で
骨折し、アパートで車椅子の生活をして居り、毎日
退屈な日々を裏窓から見える隣のアパートを覗いて
過ごして居る、、。
或る日、何時も口論の絶えない中年夫婦の一室から、
突然妻の姿が見えなくなる、、。
疑問を持ったシジェフは、その夫の行動を逐次観察。
雨の降る夜、おおきなトランクを抱えて何度も外出
する夫、、、。
翌朝、看護師にこの話をしている時、近所の猫が花壇
を何度も嗅いで、男に追い払われる。
その男は部屋に戻り、包丁を包んだ新聞紙を取出し、
、、、。
夜、シジェフの恋人のリザが訪れた際、この話をする
が彼女は余り信用せず、、、、。
ジェフは友人のドイル刑事に連絡を取り、捜査を依頼
するも、「何の証拠もないのに出来ない相談、、」と
明くる日 リザは「男はソーワルドと言い、宝石の
セールスマン」だと近所から情報を得て来る。
ジェフがソーワルドの部屋を双眼鏡で覗いていると、
妻のバッグから宝石を取出し、長距離電話を掛けて
いる。 リザは「旅行に行く時、女は大事なバッグ
を手放さない、必ず持って出る、、」
翌朝、犬が花壇の前で死んでいると、、アパート中
が大騒ぎとなる。
その夜、リザとステラは花壇を調べるが何も見つから
ない、、、。
後日、リザは「彼の部屋を直接調べる」と出掛けるが
外出から帰った彼に捕まり、、、。
リザの危険を感じたジェフは警察に電話をかけ、
急行した警察にリザは連行される。
その際、リザはジェフに身振りで「妻の指輪を見つけ
た」と知らせる。それを見てソーワルドは、向えの
ジェフの部屋を知る事になる、、、。
男の視線は鋭く、こちらの部屋を、、
その後、ジェフは直ぐドイル刑事に電話するが外出中、
そして電話が鳴り、受話器を取ると、無言の儘、、、、、
向えの部屋(ソーワルド)は真っ暗です、、、。
身の危険を感じたジェフは、、カメラにフラッシュを
装着し、、、、。
彼が部屋に侵入してくる、、、、フラッシュで応戦、、
咄嗟に眼がくらみ、怯むが、、
2度、3度フラッシュを、、
遂に彼に捕まり、ジェフは窓から押し出され、、、
その時駆け付けたドイル達にソーワルドは取押えられ
、窓枠に中吊りになったシジェフは、、、墜落、、
再び、ギブスを(今度は両足に)付けて、、、
傍には、付添い読書して居るリザが、、 、、END
今日の1句(俳人の名句
猫と住み紅薔薇垣を隠れ蓑 殿村莬絲子
※ 次回は、映画「泥棒成金」を予定、、、。
裏 窓 1954年(日本公開1955年)米国 パラマウント映画
グレース・ケリーが、アルフレッド・ヒチコック監督
に気に入られ「ダイヤルMを回せ」に続いて2作めの
出演映画。翌年「泥棒成金」にも立て続気ての出演。
この映画に主演したジェームス・シュチュアートは、
「知りすぎていた男」「めまい」にも主演している。
グレース・ケリーは彼女の美しさを強調する様に、この
作品ではファッション・モデルという役柄で、登場する
シーンは多くはないが、彼女のファッションを随所に
見せています。 中でもグレース・ケリーが喫煙する
シーンは、チョット驚きです。
グレース・ケリーが煙草を、、、
※ニューヨーク映画批評家協会賞受賞
主演女優賞 : グレース・ケリー
この映画はほぼ全編を、主人公(ジェフ)の部屋に
設定をし、そこから眺める裏窓からのシーンに終始。
唯一、ラストに窓から突き落とされるシーンのみを
裏庭からのカメラで彼の部屋を見上げています。
裏窓からの撮影シーンは、外に広がる風景の距離、
角度、外を通る人や車などの動きを緻密に計算をし、
時折見せるズームを駆使し見せて居ます。
小津安二郎監督の作品では或る場所毎にカメラを
低く固定、人物をショット内に配置し、標準レンズ
を使用した映画とは若干違う様です。
※この映画で主人公ジェフが窓から落とされるシーン
は、スタントを使わず、J・スチュアート本人が
演じた様です。(勿論、特撮を用いている)
ヒチコックは必ず1シーンに登場します
カメラマンのジェフリーズ(通称ジェフ)は事故で
骨折し、アパートで車椅子の生活をして居り、毎日
退屈な日々を裏窓から見える隣のアパートを覗いて
過ごして居る、、。
或る日、何時も口論の絶えない中年夫婦の一室から、
突然妻の姿が見えなくなる、、。
疑問を持ったシジェフは、その夫の行動を逐次観察。
雨の降る夜、おおきなトランクを抱えて何度も外出
する夫、、、。
翌朝、看護師にこの話をしている時、近所の猫が花壇
を何度も嗅いで、男に追い払われる。
その男は部屋に戻り、包丁を包んだ新聞紙を取出し、
、、、。
夜、シジェフの恋人のリザが訪れた際、この話をする
が彼女は余り信用せず、、、、。
ジェフは友人のドイル刑事に連絡を取り、捜査を依頼
するも、「何の証拠もないのに出来ない相談、、」と
明くる日 リザは「男はソーワルドと言い、宝石の
セールスマン」だと近所から情報を得て来る。
ジェフがソーワルドの部屋を双眼鏡で覗いていると、
妻のバッグから宝石を取出し、長距離電話を掛けて
いる。 リザは「旅行に行く時、女は大事なバッグ
を手放さない、必ず持って出る、、」
翌朝、犬が花壇の前で死んでいると、、アパート中
が大騒ぎとなる。
その夜、リザとステラは花壇を調べるが何も見つから
ない、、、。
後日、リザは「彼の部屋を直接調べる」と出掛けるが
外出から帰った彼に捕まり、、、。
リザの危険を感じたジェフは警察に電話をかけ、
急行した警察にリザは連行される。
その際、リザはジェフに身振りで「妻の指輪を見つけ
た」と知らせる。それを見てソーワルドは、向えの
ジェフの部屋を知る事になる、、、。
男の視線は鋭く、こちらの部屋を、、
その後、ジェフは直ぐドイル刑事に電話するが外出中、
そして電話が鳴り、受話器を取ると、無言の儘、、、、、
向えの部屋(ソーワルド)は真っ暗です、、、。
身の危険を感じたジェフは、、カメラにフラッシュを
装着し、、、、。
彼が部屋に侵入してくる、、、、フラッシュで応戦、、
咄嗟に眼がくらみ、怯むが、、
2度、3度フラッシュを、、
遂に彼に捕まり、ジェフは窓から押し出され、、、
その時駆け付けたドイル達にソーワルドは取押えられ
、窓枠に中吊りになったシジェフは、、、墜落、、
再び、ギブスを(今度は両足に)付けて、、、
傍には、付添い読書して居るリザが、、 、、END
今日の1句(俳人の名句
猫と住み紅薔薇垣を隠れ蓑 殿村莬絲子
※ 次回は、映画「泥棒成金」を予定、、、。
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