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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

歌声ひろば5

2016-02-14 10:12:42 | 日記
平成28年2月14日(日)

歌声広場 5

アクロス小幡


2月12日(金)、守山文化小劇場で歌声広場が催されました。
名鉄瀬戸線の栄町駅(テレビ塔下)から≒20分(急行10分)
小幡駅を出て直ぐ、アクロス小幡の3階に在ります。
昨年の同じ時期(2月)に開催されてより2度目の場所です
が、出入り口がよく判らず、何時も迷います、、。





2月の歌声は早春、とは言えマダマダ寒い日々が多く、、
唄う内用も、冬の唄、春の唄、、、、、、、
春は名のみの風の寒さや、、、正に「早春賦」の世界、
前半は「スキー」に始まり、ソングリーダーの栗田さかゑ
さんの軽妙な喋りと素晴らしい歌声に合わせて、、、。

スキー、どこかで春が、花の街、朝はどこから、しゃぼん玉
みかんの花咲く丘、りんごの独りごと、高原列車は行く、
北国の春、山小屋の灯、野に咲く花のように、冬の星座、
涙そうそう、、、と一気に唄いました。

千昌夫、北国の春

15分間の休憩、、トイレへ行く人、喉を潤すためロビー
へ行く人、、、様々です。
休憩になると一斉に咳をして、我慢されて居たのでしょう?

後半は、「早春賦」に始まり青春歌謡のオンパレードです。


ビリーバンバンの白いブランコ、

早春賦、学生時代、乾杯、贈る言葉、いちご白書をもう一度
白いブランコ、なごり雪、少し変って、オーシャンゼリゼ、
故郷を唄い、、最後は「いつでも夢を」の大合唱で、、、
ピアノ(ささはらなおみさん)と手拍子の中、そんぐリーダー
の退場です、、、。

今回は、青春歌謡が多く、皆さん(勿論ヤギ爺も)若かりし頃
自分の青春に想いをはせて、、、、、、、熱唱です。

なごり雪
 作詞、作曲:伊勢正三、 唄:いるか


汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる
季節外れの雪が降ってる
東京で見る雪はこれが 最後ねと
淋しそうに君がつぶやく
なごり雪も降るときを知り
ふざけ過ぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

いちご白書をもう一度
 作詞、作曲:荒井由美、 唄:バンバン


いつか君と行った 映画がまた来る
授業を抜け出して 二人で出掛けた
哀しい場面では 涙ぐんでた
素直な横顔が 今も恋しい
雨に破れかけた 街角のポスターに
過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる
君も見るだろうか いちご白書を
二人だけのメモリー どこかでもう一度

今日の1句

歌声の少女となりし春の昼    ヤギ爺

春の歌少年の日の甦る      ヤギ爺

名古屋港(梅開花)2

2016-02-11 09:23:21 | 日記
平成28年2月11日(木)

名古屋港の梅

暖冬のお陰か、一斉に梅が咲き

昨年の今頃(平成27年2月12日)、名古屋港無料休憩所前の
梅の花は、ちらほらと言ったところ(例年通り)、、、。

昨年の梅はほんの少し、、、

今年はやはり年末年始の暖冬の影響なのか、、紅梅の花が
一斉に咲き盛り、辺り一面に芳しい梅の香りを放ち、、、
暫し佇んで、鼻を近ずけ、、四方から、ピンボケ写真を撮り
一人、満悦に、、、、。



「今年は、名古屋城も白鳥庭園も一杯咲いてるヨネ、、、」
ふと振り返ると、知人(同年輩の男性)が、、、、、。
「東谷山の枝垂れ梅もイイよね、、、」
「あそこは、チョット遠いし、、、未だ早いよね、、、。」
普段は、梅見等余り縁のない男が、互いに梅談義を、、。


名古屋港の無料休憩所は、東側の駐車場と西側に在る水族館
の丁度中程に位置し、トイレ休憩を含め多くの方が立寄る所
で、そのまん前に梅、桜が植って居り、、皆さん歩を停める
場所です、、、。

右手に駐車場、左手(アーチ屋根)無料休憩所(ポートビルより)

無料休憩所内から南極観測船を、、

この辺りには、南極観測船「ふじ」、越冬犬の太郎、次郎の
銅像やポートビル等も在り、休日は沢山の人でが、、。



残念な事に現在修復工事中で、昨年の9月末より今年3月25日
迄は立入禁止となっていました。

それも後ひと月余りの様子、、、リニューアルオープンする
頃には、桜並木も満開に、、間に合いそうです。


桜の花は、、蕾がやっとらしくなり、、、、開花が待たれる

今日の1句

梅が香に暫し普請の手を休め    ヤギ爺

紅梅の日和に応へ尚紅し      ヤギ爺

名古屋港(寒明け)1

2016-02-09 10:07:57 | 日記
平成28年2月9日(火)

名古屋港のゆりかもめ(都鳥

名古屋港のゆりかもめ

カミサンとTVを観て居ると、或るサプリメントのコマーシャル
で、年代毎に椅子に座した人達が順番に、片足起ちをするシーン
があります。  結構若い人達でも中々起ち上れない中、80歳を
超えた某著名な登山家が、悠々と起ち上がるのを観て、、
「お父さん、できますか?」 とっさに「楽勝、楽勝、、、」

カミサンの留守にこっそり挑戦するも、、アッ気なく失敗。
何度も。 全く歯が立たずです、、、。
筋肉の老化は目に見えて、、そう言えば最近本当に動かなくなり
外出もめっきり減って、、、。

早速、一念発起、、、、、
昨日(2月8日)朝から散歩に出掛けました。
久し振りに名古屋港へ、、、、始めはゆっくりと、、、
辺りは、街路樹も草花も未だ覚めやらず、春は未だ未だ、、


水族館は定休(月曜日)のため、閑散と、、、
少しずつ足を速め、、名古屋港の埠頭へ出ます。
今日(月曜日)は水族館の定休日、人通りも閑散と、、。



岸壁の手摺りには、沢山のゆりかもめが羽根を休めて居ます。
集団で、まるで整列する様に、同じ方向を見て居るモノ、
少し離れて一対で仲良く、恋人同士が囁く様にしているモノ、
亦、どんな世界にも居るハグレモノ、、、、集団から離れて
孤立した異端児(アウトロー)、、、等など様々な姿が見られ
ました。

整列する様に、同じ方向を、、

ペアで仲良く、、、

一匹オオカミのはぐれ者

ガールハント?言い寄るナイスガイ

埠頭から東側に或る公園へ足を延ばすと、冬場なのに噴水の水
が勢いよく上り、また止まり、又上るを繰り返して、、、
(多分、係りの人が水回りの清掃点検中か、?)



さらに東側には、旧イタリア村の解体工事が進んでいて、、
2,3年前に解体を一旦中断していた様ですが、、
ここに来て、一気に進み、、、、
南側(海辺)の結婚式場と北側の立体駐車場を残して、ほぼ
更地となって居ます。  栄枯盛衰を目の当たりに、、、。



3年程前、解体する前の時計の在るシンボルタワー



解体され、式場と駐車場のみが残される、、

水族館方面に戻り、、南極観測船の脇に在る無料休憩所 は
現在修復作業中(3月25日まで)、、。
その直ぐ前に在る、紅梅がは既に、ほぼ満開(7分咲き)か?

明日は、紅梅についてを、、、、。

今日の1句

ゆりかもめ外方(そっぽ)向いてはぐれ者    ヤギ爺

ゆりかもめ遊覧船を眺めをり          ヤギ爺

日展に行く

2016-02-06 16:01:09 | 日記
平成28年2月6日(土)

日展を観に行く


20年程前から、毎年この時期になると「日展」を観に
出掛けます。
名古屋では毎年1月の終わりから2月中旬頃まで開催
され、立春の頃の楽しみとなりました。


土、日、祭日は混雑が予想されるので、、、平日の
それも昼食時はたぶん空いているのではと、、、。
2月5日、カミサンと午前11時頃に家を出ると、、、
松坂屋7階、美術館脇に在るレストラン(穴場です)
で早目の昼食を、、
少し奮発し、「洋食弁当」をゆっくり頂き、、、。

昼食後、会場の栄(愛知県美術館)迄ゆっくりと、
(地下鉄1区分)、歩いて行くことに、、、、
久し振りに100M道路脇の歩道を北へ進みます。
風も無く穏やかな街中、、、平日の昼時は人通りも
車も少なく、、、気持よく散策出来ました、、。




凡そ20分程、会場の愛知芸術文化センターに到着
それでも8階会場の入り口はかなりの賑わいです。

チケット
並ぶ事も無く、、会場内へ、、、。

中日新聞夕刊(日展」紹介記事


最初の「日本画」コーナーでは、安田敦夫さんの
「そののち」と言う作品が目につきました。
都会の道端の何処にでも有りそうな雑草が生えた
所を真上から見降ろした、、、。普通の風景画と
は、とても異色で驚かされました。

安田敦夫さん「そののち」
次の「洋画」コーナーでは全体的に色彩が華やか
で、、、、そんな中毎年お母さんを題材にされる、
伊藤寿夫さんの「母の像」を、、、、
毎年少しずつ、確実に老いて行くそんな姿を忠実
に、シミや皺の一つ一つを鮮明に描かれて、、
数年前からは車椅子に座す様になられ、、、
それでも、この絵を目にすると、ホットさせられる
私だけでは無いのではないか、、と思います。

伊藤寿夫さん「母の像」
次の「彫刻」、「書」のコーナーを廻り、、
一旦外(同じフロアー)に出て、、、通路の先に
「工芸美術」コーナー(別チケット要)へ、、

「彫刻」を出て「工芸美術」
このコーナーは、染め、和紙、陶芸、漆、鍛金等
の工芸品の展示品で、、、このコーナーが一番
カミサンには興味が在り(身近に感じた)様子。

これだけ多くの力作を観て廻るのは、かなりの
重労働の様です、、、。

今日の1句

春立てり絵心もなく絵画展     ヤギ爺

日展を今年の春も眺めゐる     ヤギ爺




節 分

2016-02-03 15:43:53 | 日記
平成28年2月3日(水)

節 分

大須観音の豆撒き(昨年)

今日3日は節分の日、全国各地の寺社では節分会、豆撒き等の
行事が行われて居ます。その年の年男ならず、芸能界の人気
タレントや、スポーツ選手、力士等が豆撒きをし、それを目当て
か、年々参拝者が(多くはタレント目当てか)?、、、、。

亦、近年(1996年頃から)では恵方巻き(太巻き寿司)が流行し、
これは大阪の或るスーパー(コンビニ)が太巻き寿司を全国販売
するにあたり、「節分に恵方を向いて太巻きを食べると縁起が良い
」と、、これが全国に広まりこれが年中行事の様に広まった、、、
元々、食い倒れの大阪では、江戸時代に商売繁盛、厄払いとして
節分に「幸運巻き寿司」をと商人の間で広まり、、、明治の頃に
船場の商人の間で商売祈願をとの諸説、、定かではありません。


カミサンが買ってきた「蟹の太巻き寿司」

節 分

節分の図、座敷の大黒と恵比寿
本来は二十四節気の気候の変り目の立春、立夏、立秋、立冬の
前日の総称。
それが次第に立春の前日の年越しの夜を指す様になったとの事
翌日が立春なので、待っていた春を迎える喜びに浮き立つ気分

柊の枝と鰯を、、(中日新聞朝刊より)
この夜、邪気を退散させるため、家々の戸口に焼いた鰯の頭を
柊の枝に挿し、、炒った大豆を撒き鬼打ちをした様です。
亦、自分の年の数だけ豆を食べる習慣が有ります、、、。

節分や肩すぼめ行く行脚僧        幸田 露伴



追 儺(ついな):鬼やらい

京都、吉田神社の節分会

元は中国の儀式で、年の変わり目に陽気が変り疫攦(えきれい)
が鬼となって人間に病をモタラシこれを退治するため皇帝が呪師
に朱の衣を、手に矛と盾を持たせ儺の声を出し、鬼を追い払った
と在る。 これが後に日本に伝わり宮中の儀式なった様です。
江戸時代には民間に広まり「炒り豆を撒いて鬼は外、福は内」
と唱える様に、、、。

東風俗福「福はうち」(楊洲周延)
明治維新の頃に一度廃れ、、、明治の末に復活し、その頃に
役者や力士を寺社等に迎え、年男として盛大に豆を撒いた、

尾上梅幸の豆撒きの図(豊国)

姿ある鬼あはれなり鬼やらひ       三橋 敏雄


豆撒き

節分の夜「福は内、鬼は外」と連呼し豆を撒く、宮中の追儺が
民間に広がり、現在にも伝わって居ます。
邪気を払い、無病息災を願う儀式(家庭では少なくなった)

うき人の閨(ねや)に豆打つ二つかみ   尾崎 紅葉

この地方では尾張四観音といい、笠寺、甚目寺、荒子、龍泉寺
を、名古屋城から見て鬼門に当たる寺院で、その年の恵方に
当たる寺院に参ると福があるとされて居ます。

節分のポスター(大須観音)
亦、大須観音では節分の日に寺の宝とされる鬼面をご本尊
御宝前に(節分の日のみ)祀り、祈祷をし、参拝者の厄払い、
七難即滅、七福即生を祈る様です、、、。

大須観音ではこの鬼面にちなみ「福は内」のみで{鬼は外」は
禁句となって居る様です、、、。