ないものねだり 2019-01-07 | 日々の暮し 大和民俗公園に移築された古民家(画像クリックで拡大) 小学生低学年の頃、家にはカマドがあった。 風呂もトイレも別棟にあり冬の夜は寒く怖かった。 冬の夜、猫は寒さを凌ぐためカマドの中に入り灰の上で寝ていた。 時々、毛を焦がしていたが、今、思えば危険なことだった。 移築古民家のカマド(画像クリックで拡大) 時が経ち家は現代風に建て直し小奇麗で便利になった。 合理的で能率的で便利だと満足していたが歳と共に何か味気なく思うようになった。 じんわりと沁み出るような「味」がない。 「家」にまつわる記憶が生まれそうにない。 無いものねだりと思うがやはり味気なく淋しくなる。 « 宝くじに見放された身としては | トップ | なが~いお友達 »
コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する