犬猫の境涯におちれば気楽なもんや

雲の隙間
　司馬遼太郎作短編「みょうが斎の武術」の一節。
　場所は大坂。
　・・・（引用開始）・・・
　みょうが斎源五郎は、あいかわらず犬猫になる修練に余念がなかった。
「おれの人生には目的がない」
　源五郎ははっきり云いきっていた。主取りをねらっているわけでもなく、また剣名をあげて流行道場を開こうというつもりでもなかった。
　（略）
「我流の武術を練っているのはな、目的はなんでもない、十津川の山奥にいたとき、犬猫猿のたぐいにまで人間がさがれば、たれでも剣術の達人になれると考えた自分の思いつきが、はたしてほんまかどうかたしかめてみたいだけのこっちゃ、それだけのこっちゃ」
「それを、よし確かめたところで、なにになる。そんなもんでは飯がくえるかい」
「飯は日に三度、椀に二杯ずつあればええ。それ以上の飯をほしがろうとするさかい、人間のなやみや争いが生じてくる。世の中ぜんぶが犬猫の境涯におちてしまえば、気楽なもんや。気楽やがな」
「世の中の人みんなにその犬猫をすすめて歩くつもりか」
「人にすすめるほどの親切はないわい。自分だけ、ひっそり、犬猫になればええと思うている」
「弟子もなく、師匠もなく、か」
「師匠はあるがな。犬と猫や」
　・・・（引用終わり）・・・


屋根の向こうの夏雲
　彼は鍛錬のため夜は棒を手に町内を走りまわり、結果、町内の治安が良くなり感謝される。
　仕事を終えた泥棒の横にピッタリと寄り添う彼に泥棒、「もうかにんしとくなはれ！」
　また、相手が攻撃を加えようと思ったとき「そんなことをしてはいけまへんな」と相手の内心を読めるようになる。
　その彼は時流に乗らず、彼に惚れた「米智のいとはん」を連れて生まれ故郷の奈良県十津川村に戻り生涯を終える。
　その「いとはん」も結構個性のある女性で似た者同士、引きあうものがあったのだろう。

　最後は山奥の静かな爺ちゃん、婆ちゃんやったろうな。
　人にはそれぞれ喜び、悲しみ、後悔の入り混じる秘密の人生がある。
　過ぎたそれらを体内に醸造しながら静かに生きるのがカッコイイ。
　粋な高齢者でありたいものだ。

カチカチ音

右ウインカーが点滅しない
　車の右ウインカーを出したときにカチカチ音が異常に速い。
　経験上、電流が遮断され作動してないことが分かる。
　以前は球不良なら自力で買ってきて取り替えていたがこう暑くてはその気力なし。

　自動車店に電話して修理を依頼。
　「注意して来店願います」
　「家からそこまでは左折ばかりですから大丈夫です」
　自分ながらビックリだ。

　結果、ケーブルの接続不良とのこと。
　交換部品不要で無料。
　その間、アイスコーヒーのサービスがあったのでお得感あり。
　いや、時間と燃料を消費したのだからそれほどでもないか。

　オレより先に車がへたってどうするねん。

発熱

庭のギボウシに水をプレゼント（画像クリックで拡大）
　昨夜、手足の関節がだるく痛いので体温を測ると３７度２分。
　エヤコンを入れ布団を跳ねのけて寝ているのが原因かも。
　（夏布団は足元に丸まっている）
　今朝になると平熱に戻っていたので事なきを得た。

　皆さん、猛暑の夜、どんな姿で寝ておられますか。

話題多し政治界、わたしゃ草刈り汗流す

今日は畑の通路を確保（画像クリックで拡大）
　蓮舫氏が民進党代表を辞任する旨表明。
　だが、誰が代表になってもこの党は政権の受け皿になり得ないのでは。
　党の確固とした理念、覚悟が感じられない。
　（議員の寄合所帯の感あり。多様性はあるが結束できない。そこをどう乗り越えられるかだが）
　これからも同じようなことを繰り返し、結果、与党の思惑どおりに政治が進むのでは。
　民進党、変われるか。

　稲田防衛大臣も辞任の意向を固めたとか。
　以前、国会で当時の防衛大臣の資質を追及していたが皮肉な結果に。

　新幹線車中で男性市議と手をつないで眠っているところを写真に撮られた自民党の今井参院議員。
　これは、阿呆かいねと思うだけ。
　面白いな政治家の生活模様。

　午前中、畑の草刈り。
　暑いので歩く部分を確保するだけにした。
　ヘビを踏むのは嫌だから。

　暑かったけれど汗を流すのは充実感がある。
　終わってみれば生きてる実感が湧く。
　だからできる。

食傷気味

永遠に咲き続ける花はない（画像クリックで拡大）
　「加計」問題がワイドショーを埋めている。
　関係者、皆仲良く突如の認知症。
　記憶ない、記録ない、で食傷気味。
　隠し事あるな。
　どちらも具体的な証拠を提示できないようで、もういいわ。

　防衛大臣。
　過去、国会質問で当時の防衛大臣にその資質があるのかなどと詰問。
　今、皮肉にも自分に同じ質問が向けられている。
　責任のない時は何でもかっこよく言えるという証。

　安倍一強と言われ、世間を甘く見た結果の支持率急降下。
　長く一つの世界にいるとお山の大将。
　他の世界が見えなくなるということかも。

　せっかくだから、これらを自分の生活の戒めにしていこう。

予想外れる

蝉の声に送られて病院へ（画像クリックで拡大）
　朝からカミサンを病院に連れて行く。
　病名の告げられる日だ。

　カミサンは言う。
　「誰にでもあり得ること、覚悟はできてる」
　そんな淋しいことを言うな！

　この間、カミサンは長期入院に備え年内支払わねばならぬ金員を分類して封筒に入れてくれた。
　通帳、印鑑の保管場所の説明を受ける。
　食事の準備はできるか、洗濯はきちんとできるか・・・とうるさい。
　私物も整理していた。
　ここまでやられるとこちらも苛立ってくる。

　精密検査期間中、重苦しい雰囲気の日が続いた。
　今朝は庭の蝉の声を聴きながら何を言われても「なるようにしかならん」との覚悟で家を出る。

　結果は予想したものではなかった。
　当面は薬を服用して経過観察とのこと。
　とりあえず、「緊急」はなくなった。
　ホッ。
　午後から、老人クラブ連合会の役員会議に出席したが、意見を述べる気力が失せていた。

　こういうことがあると夫婦の人生観も少し変わると思う。
　人のために残る人生を使うことだ。

煙立つ

（画像クリックで拡大）
　野に漂う煙の臭いも想いでの一つ。
　暑さにめげずやってますなぁ。

午前は老人クラブ

校舎の向こうに夏雲立つ　　
　朝から老人クラブ連合会のペタンク大会があった。
　会場は町内中学校のサブグラウンド。
　世話役なので８時に会場に行って準備。
　当然、日陰なく暑ちぃ～。


日陰ないぞ～
　熱中症のニュースが飛び交っている。
　ルールを変更して時間短縮を図る。
　それでも、タイムアップと叫んでも、、、まだやるか。
　皆、元気で嬉しくなる。
　皆さんの協力で和気あいあいのうちに終わる。
　今日を仕切ったボス、ご苦労様でした。

　ところで、草刈機で怪我をする人が多いとのニュース。
　60歳以上に多いとのこと。
　草刈をしているのは概ねその年代が多い結果だろう。
　とりあえず、気を引き締めてやりましょう。

　終わり。

雑草は強し政治はちょっと

もう元の状態に戻っている畑の草
　この前刈ったのに、もう元の状態にもどっている畑の草。
　そのパワーに笑うしかない。
　この力を利用する方法はないものか。

　日本国政界。
　疑惑が起り過ぎ。
　安倍政権、崩壊近しの感あり。
　コバンザメ・公明党はどう動くかいな。

　一方、受け皿となるべき野党が、、、？？
　第一党が政治理念バラバラでは。
　先が見えない。
　困ったものだ。
　ただ、独裁者が現われることのないよう気を付けましょう。
　

悲しい

今年もセミが鳴きだした（写真は昨年の今頃）（画像クリックで拡大）
　医師の日野原重明さんが亡くなられた。
　生涯現役、105年。
　命には必ず終わりがあると言われていたが、
　やはり悲しい。

　今年も去年と同じように蝉が鳴きだした。
　

昭和の時代

借用・昭和のワンカット
　ネット上で写真を発見。
　昭和のワンカット。
　いいなぁ。


キノコ発見（画像クリックで拡大）
　隣の畑の竹藪にキノコ発見。
　金網に乗せて焼き、缶ビールの肴に。
　と、思うが毒キノコだろう。
　君子危うきに近寄らず・・・。
　
　ヒアリの発見が増えている。
　もう国内絶滅は無理かも。
　当面、気を付けるしかない。
　（刺した一匹を捕まえたら共謀罪を適用して女王アリも逮捕といくか）
　今日、畑の畝にアリの巣を見つけたがフツ－の奴だった。

　今日は「海の日」らしい。
　奈良県には海がなく縁遠し。
　日本人は「何ちゃらの日」を作るのが好きかも。

咳が原の戦い

熱暑のなか朝顔が咲いている（画像クリックで拡大）
　カミサン
　咳が止まらないので先日、病院へ
　まずはレントゲン
　次回はＣＴスキャン
　それまでに痰を持って来いと容器をもらう

　今日も出ない
　意識すると出ない、しゃあ～ない
　と、カミサン達観

　いいのか
　何ならオレの痰、貸そうか

　どうなるのかね
　咳との戦い
　たいしたことなきよう願う


畑では今年もこぼれ種のヒマワリが咲きだした（画像クリックで拡大）

黒マルチ

揺らめいている姿にビックリすることがある（画像クリックで拡大）
　使い終わったマルチを切って幾つかの柿の枝に結び付けてある。
　風に吹かれて動く。
　カラス除けだが、この成果は未だ不明。
　どこでもやっていることだが、
　結びつけた人間が動く影にビックリする時があるのが情けない。
　

いいんかい

土のう袋に植えたゴーヤ
　朝から暑い。
　昼前から一時の雨。
　村の神社の夏祭りなのに。

　お神酒を沢山飲んでいい気分で帰宅。
　白昼からいかんやろ。
　後は勢いで終わる今日。
　こんなんしながら残る人生終わるんやろなぁ。
　いいんかい！

暑じぃ・・・

　今日も猛暑。
　意地の男は休耕田の草刈りに出動。
　カミサン呆れるも冷えたカルピスウォーター、タオルを持たせてくれた。

　汗、ダラダラ。
　道行く人が皆、「早よう帰り」と言う。
　ますます意地に。
　阿呆だね。
　喉が渇くので畔に座ってカルピスを飲む。
　「初恋の味」はしなかった。


空地の草刈り。暑じぃ～
　周囲の草刈りが終了して帰宅。
　燃料が残っているので家の前の空地の草刈り開始。
　途中、カミサンが草集めに来てくれた。
　ありがたや、ありがたや。


カエルの親子も暑じぃ～　ああシンドの本日。
　これも生きてた証ですわね。