▲草ぼうぼうだが穏やかな気持ちになれる
8月上旬に所属団体にそれぞれの会員数に応じた助成金を支払うことになっている。
準備のため7月上旬に銀行にそれぞれの金額に応じた金種指定の出金に出向いた。
両替個数は軽く100を超える。
両替手数料が要るのは覚悟していた。
窓口で知ったのだが、銀行の口座を有している場合10個までは無料で11個から数に応じての手数料に変更されていた。
今回は最低の550円で済む。
支払わないで済む方法は一日、何回かの両替の繰り返しだが「一日分の総数」で決まるという。
100個を超えるものに両替するのにどれだけの日数が必要か。
そんな時間はない!
「1000円を100円玉9個、50円玉2個の指定で引き出したとしたら550円も手数料追加ですか。非情ですなあ」
「取り決めですので」
腹が立ってきた。
こうなると当初支払う予定の手数料も馬鹿らしくなり金種を指定しないで出金を済ませ帰宅。
自力で何とかしてやるわい!
(友達の商店に助けてもらうか)
男の意地?だ。
食事時、カミサンにそのことを話していたら
「そんなん直ぐ集められるで。何時までに要るんや」
「1か月ほど後」
「軽い、軽い。買い物の時、つり銭要るように支払って溜めとくわ。金種個数のメモ頂戴」
今日、金種個数が既に揃っているという。
既に引き出してある金員をカミサンが溜めている金銭と交換。
(先に渡しておくと公私が不明確になるので)
封筒30数通にそれぞれの支払額を入れていくと一円の過不足もなく完成(当然だ)。
一時の腹立ちで550円の支払いを止めたがためにカミサンに迷惑をかけた。
だが、カミサン、まだ頭が動いていることが証明されたのだった。
すまんかったのう。
まあ、銀行も経営が苦しくなっているということだろう。