初々しい乙女のような蕾ができた(画像クリックで拡大)
余った球根を大量に貰い受け家のあちこちに埋めておいたチューリップに蕾が一つできた。
「本家本元」のチューリップ畑は未だだ。
勝った!
何でも勝ち負けで判断するのが競争時代を生きた団塊世代の習性のようなもの。
「本家」のチューリップは栄養豊富に整備された畑に整然と植えられている。
一方、我がチューリップはにわか作りの花壇や空地だ。
理屈からいえば向こうの方が成長が早いはずだが、そうではなかった。
貧しい環境の方が生きようとする力がより強く働くのではないか。
もっとも、これから先に大逆転があるかも知れないが、今は、とりあえず勝った!
生きている!(画像クリックで拡大)
もう一つ目出度いことがある。
昨秋に込み入ってきた木を一本引き抜いて違う場所に植え替えた。
その時、ゴボウ抜きのようになってしまったので枯れると思い今年の冬に捨てようとしたが、春まで待てとカミサンが止めるのでそのままにしておいた。
カミサンの言が勝った。
枝から小さな新葉が出ているではないか。
育つかも知れない。
短気は損気、待ってみるものだ。
目出度いことである。
発売早々に完売 |
------話しは変わって森友------
森友学園事件で自殺した近畿財務局職員の手記を掲載し18日に発売された「週刊文春」3月26日号が早々と完売になったそうだ。
森友学園に関する決裁文書を何故改ざんする必要があったのか、その真実を皆知りたいのだ。
安倍首相は、国会で森友への国有地売却に関し自身あるいは妻が関係していれば総理大臣も国会議員も辞めると答弁した。
そこから事件は動き、結果、一人の命が奪われた。
残された文書には「財務省が国会等で真実に反する虚偽の答弁を貫いている」と記され、不法行為に加担させられた苦痛が綴られている。
(改ざんが森友学園への厚遇ととられる部分なのか、首相夫人の介在を疑わせる部分なのか、その両方なのか、他の部分なのかは関係者が知っているはず。また、「国を揺るがす」のような表現があったやに記憶するが、それは政権崩壊=辞職を意味しているのか・・・邪推かも)
首相も財務大臣も再調査はしないと早々と表明。
彼らにとってはうまく風呂敷を畳んだのに今になって広げられたくないのが見え見えだ。
東京高検検事長はこの当時、法務事務次官であったはずだ。
当時、彼が籠池夫妻以外は不起訴にするよう検察に影響を与えとも考えられる(やり手として官邸の評価が高かった)。
そのご褒美に検察庁法では認められない東京高検検事長の定年延長を国家公務員法の範囲内だとして認め、検事総長への道を開いてやろうとしているのではないか(話がつながるなあ。でも憶測ですよ)。
「桜を見る会」では都合よく関係文書が廃棄され、従前の政府見解に反し、検察庁法の「改正」を伴う定年延長決定は「口頭決裁」と記録が残らないようになっている。
どうにでもできるという驕りなどは長期政権の弊害だ。
政治、行政の公平、民主主義、亡くなった職員のためにも真実は何だったのか是非とも究明すべきである。
死すもなお、貴重な一本の矢が残されているのである。