田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

トトロの樹

2015-09-30 | 日々の暮し

〔「トトロの樹」らしい楠(画像クリックで拡大)

 小生より年下の男性が時々、孫を連れている場面に遭遇する。
 「孫、連れて至福の時やろ」
 「他にすることあるんや。しんどいんやで。トトロの樹の下に行きたいと言うんで一緒に歩いてるんや」
 「トトロの樹て何や」
 「村の端にあるでっかい楠や」


〔「トトロの樹」と高木の柿(画像クリックで拡大)

 なるほど。
 この子の発想は素晴らしい。
 爺さん連中では考え付かないだろう。
 葉が落ちて邪魔だからいずれ処分・・・などといっているのだから。
 (持主も困っているようだ)


〔今日掘ったサツマイモ〕

 その樹の近くで畑の草退治で午後が終わった。
 カミサンがサツマイモを掘ほりにきた。
 それなりの収穫は嬉しいが、まあ、2人では食べきれんな。


〔菊の周囲の草を引き抜いた(画像クリックで拡大)

 明日から10月。
 超スピードで時間が過ぎる。
 今日、地域で受け持っている任務の懸案事項が一つ解決した。
 明日は老人クラブ旅行計画の中味を詰めねばならぬ。
 おっと、その前に借りている本の返却に図書館へも行かねばならぬ。
 それに、カミサンと東京に行く用事もあり、そろそろ、その準備も必要だ。
 退職しても気分は忙しい!

バタバタの日

2015-09-29 | 日々の暮し

〔眼つき鋭いベトナム生まれのウサギ(画像クリックで拡大)

 色々な事で急な「バタバタ」日を過ごしている。
 時間が速い。
 この歳になって知恵熱がでそうだ。


〔西陽に輝く木の葉(画像クリックで拡大)〕〕

 庭の木陰でベトナム製ウサギが休んでいる。
 羨ましいよ。

 とりあえず、空いた時間に撮った面白くもない写真、3枚です。


〔西に向かって飛行機が飛んでいった(画像クリックで拡大)

大失敗

2015-09-27 | 日々の暮し

〔撮影失敗のお月さん〕

 今年の十五夜(中秋の名月)は今日とのこと。
 月が出ていたのでカメラでパチリ。
 だが、手持ちだったので大失敗。
 丸く写っていない。
 それでも今日の記録として掲載しておくことに。

 今日は御嶽山噴火から1年目の日でもある。
 近年、竜巻、豪雨、地震、噴火などのニュースが多い。
 静かな日本になって欲しいものだ。
 

土塀を舐める

2015-09-26 | 愛犬ハナ

〔白の母からピンクの子が生まれたもよう(画像クリックで拡大)

 白い花咲く百日紅の下に芽をだした苗を花壇に植えておいたらピンクの花が咲いた。
 これはこれでいいのだが、白色というのは引く継がれ難いのかも知れない(昔、理科で習った「劣性遺伝」というやつか)。


〔おい!何しとるんだ。そんなの美味くないぞ〕

 ハナ(女犬・11才)が土塀の土を舐めている。
 よくしている、よとカミサンが言う。
 栄養的に何か不足しているのか?
 問うても答えないのがハナだ。


〔あんた!見たわねっ!〕

 何か不足している・・・。
 何だろう・・・。
 塩分か?
 分からん。

 オレは、いっぱい不足しているが。

同じ日々がラッキー

2015-09-25 | 日々の暮し

〔窓から見える雨上がりの空(画像クリックで拡大)

 昨夜、寝付かれず、「ラジオ深夜便」を聴いていたが、歌謡曲の時間帯になったので、人の喋る声が聴きたく、目を瞑ったままダイヤルを回す。
 夜は外国からの放送がやたら入るが言葉が分からないのでスルー。
 (時間帯によっては北京からの日本向け(当然、日本語で)放送が入る時があり、これは時々聴く。今の中国の考え方が垣間見えて面白い)
 結局、ラジオ関西、ラジオ大阪、ABC、MBSなどを巡りながら・・・最後に「深夜便」に戻った。


〔蝶が来てくれた(画像クリックで拡大)

 いつの間にか寝入ったようだが今日は眠い。
 朝から雨で外業は控え家で返却迫る図書館の本を読むが、、、眼鏡が合わぬようになったのか、読みにくくイライラ。
 昼はラーメンを食った後、買出しに出る。
 カミサンは衣類、食料品。
 小生は地域活動に必要な消耗品の補充。
 何と「型」にはまった行動か。

 だが、出来上がった「型」どうりに過ごせたことがラッキーと思うべきかも知れぬ。 
 このパターンが崩れる時、家族に何かが起こっている時だろうから。
 今日も平凡でよかった~!

老人クラブ旅行考

2015-09-24 | 日々の暮し

〔老人クラブメンバーにしたいような我が家の土塀〕

 地区の老人クラブ役員をしている(さされた?)。
 この秋、日帰りで遊びに行こうと参加者を募ったところ殆どのメンバーが参加。
 これは失敗できないぞと気を引き締める。

 90歳以上の方からも「行くぞ」との意思表示。
 嬉しいですなあ。
 何よりも元気、気力が嬉しい限り。
 行程の段取りは当然、最高齢の方のその日の体調に合わせることにしている。

 やる気が少し高まった日である。

白花だけになってしまった

2015-09-23 | 日々の暮し

〔コスモス。ほぼ白ばかりになってしまった(画像クリックで拡大)

 先日買ってきた鉢植えのコスモス。
 白色の花がが多かったがピンクも混じっていた。
 ところが、遂にピンク一花、他は全て白花になってしまった。
 おまけに鉢まで白いとくる。

 ほぼ一色になるとリズムがなくなるというか、平坦になってしまう。
 色々なものが混ざっているのがいいようだ。

矯正

2015-09-22 | 日々の暮し

〔いい感じの鉢植え。カミサンの作品(画像クリックで拡大)

 少し前、元仕事場のOB会があったが都合により欠席した。
 今日、その時に配付された会の機関誌が送られてきた。
 昨年から今回の間に亡くなられた方の名が記載されている。
 脱会しない限り会員なので当然、高齢者も多い。
 だが、物故者の中に自分より若いOBの名があることにショックを受ける。
 淋しいな。
 生の終わりが年齢でないことを改めて知る。
 今、生きてる人よ!生きよう!


〔紐で引っ張り姿勢の矯正中〕

 人の生き方が矯正されることがあるように、現在2本の木がカミサンによって紐で引っ張られ、その姿勢を矯正されつつある。
 自由な成長を抑えられているのだが、人との共存のためにはしばし辛抱せよとエールを送る。

 小生の姿勢の矯正?
 歳を重ねた背骨はコチンコチンで、もはや手遅れだわ(骨、折れるぜ)。
 今更、無理はしない。
 まあ、そんなことを思う今日だった。


〔これも矯正中〕

凡々と67回目の秋

2015-09-21 | 日々の暮し

〔ちょっと黄葉(画像クリックで拡大)

 地域で分担していることの一つが終わり、その引継ぎが迫っている。
 今日も買出しなど細々しことはあったものの、日常生活の隙間時間で引継書の作成が何とか終わった。

 夕方、焼酎の入ったコップを片手に、庭の小さな石に座れば黄葉し始めた木の葉が目に入る。
 またもや秋が来ているのか。
 67回目の秋だ。

 凡々と過ごせることに感謝。
 こんなオッサン(ジーさん)でも何とか67年、生き続けたのだから、若者諸君、頑張ってよ。
 自分の命は自分で絶つな!
 絶つ命があるのなら、その命、この地域に預けてくれ!
 皆の命は宝石だ。
 田舎人はそう思う。

生き延びる「レッテル貼り」

2015-09-20 | 日々の暮し

〔庭に咲くセージ。名に自信がない・・・(画像クリックで拡大)

 今回の安保法制の議論に関し日本人の後進性を知った。
 提案された安保法制の賛成派の考えの基礎は、中国が軍事大国となり東・南シナ海などで「力」による現状変更を狙っている、北朝鮮は核開発を行いつつ威嚇外交を行っているなど日本をとりまく国際環境が変化している状況において、これに対応する態勢を整備しなければ日本国の平和、安全は確保できないというものだろう。

 賛成派の中には、今回の安保法制に反対する人々に対して、現状を無視し、憲法9条や平和をお題目のように唱えても平和は確保されず、中国などを利するだけであり、そうした人間は「親中・反日」人間だとのレッテルを貼りつける人がいた。
 人間を情緒的に一気に分別する恐るべき手法だ。

 大日本帝国政府の施策にそぐわぬ者は「非国民」のレッテルを貼られ、特高警察に連れ去られる時代があった。
 「非国民」とのレッテルを貼られれば、それだけで不遇の日々に追い込まれる時代だったのだ。
 安保法制をめぐる様々な意見のなかで、21世紀の今なお「レッテル貼り」手法が生き延びていることに恐怖を感じた。
 「いつか来た道」にならぬよう注意しよう。


〔除草時、救済したのが咲いている(画像クリックで拡大)

 (余談) 小生の思いつき
 尖閣付近の領海侵犯、サンゴ密漁などは自衛権に基づきもっと強く対処すべきではないかということ・・・について。
 尖閣諸島近辺の警戒を自衛艦が行えば、それは相手国からは軍事的行為と判断されるだろう。なにかが起これば一気に軍事問題に発展する。海上保安庁なら警察権の行使であって軍事問題までのエスカレートを避ける途が開ける。サンゴ密漁も警察権により取り締まればいいのではないか。
 要するに自衛権を発動するまでもなく警察力で対処する方が軍事問題にまでエスカレートさせない現実的方法と思うのだが。勿論、常に最悪を想定した個別自衛権の行使力は常に整備しておくことは当然である。

 相手国に口実を与えないことが大事だと・・・。
 日本が集団的自衛権を云々し、アメリカと共同行動をする中では理論上、相手国に戦争の口実を与える可能性が高まるのではないか。国連憲章には「敵国条項」なるものが存在し、今も日本国は「敵国」にされたままという。国連加盟国が戦闘行為に入る場合、国連の承認が必要とされるが、「敵国」とされている国に対しては、国連が判断するまでの間、独自に地域集団的自衛権の行使が可能とされているらしい。ということは、日本がアメリカと一緒に国外で何らかの軍事的行動をした場合、某国がそれを地域同盟国の安全が脅かされたと判断すれば日本に対しては直ちに戦闘行為に入れる国連憲章上の大義名分を得ることになるのではないか。そういう面では日本の安全を守るというよりも危険性を増加させる法制といえるのではないだろうか。

 今回の安全法制は平和のリスクを高めたとは思えない。
 むしろ危険リスクを高めたと思う。

 こうした問題は小生の埒外のことなので、あちこちで見聞きしたことを基にしており、基礎となる事実の検証はしていない。よって、これはあくまでも個人的な思いつきだ。
 安全法制の採決までの経過に対する腹立ちが収まらず勢いでこんなことを記しているが、切りがないので、もう、止めようと思う。

見本を示して下され

2015-09-19 | 日々の暮し

〔月が出た出た月が出た(画像クリックで拡大)

 この前までの暑さが嘘のようだ。
 確実に秋が近づき、月も涼やかに見える。
 部屋には竹細工の赤トンボが飛んでいる。


〔竹細工の赤トンボ〕

 ここしばらく、豪雨災害、地震発生、火山噴火、津波到来など地上、地下で不穏な動きが続いた。
 政治の世界もそうだった。
 今日未明、遂に安保法が成立。

 さっそく防衛省が安全保障関連法の成立を受けて、現在、南スーダンで国連のPKO活動に参加している陸上自衛隊の部隊に対し、国連職員や他国の部隊が武装集団から危害を加えられそうな場合に武器を使って救援する「駆け付け警護」や、外国軍隊とともに武器を使用して宿営地を防護する任務を与えることを検討しているとのこと。
 お早いことで。
 法案に賛成した党や議員には自衛隊に同伴していただき、任務遂行の見本を示していただきたいもの。

 また、アメリカは日米同盟を飛躍的に強化するものだと歓迎し、新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)が日本の国内法上裏付けられたことを受けて、米軍と自衛隊の共同作戦計画の作成など協力の具体化に着手する方針とのこと。
 アメリカ様には嬉しいことでしょうな。
 さらに従順なアメリカの「ポチ」に育つよう、どのようなアメとムチを用意すべきかも検討するのでしょうか。

 一方、憲法学者が「憲法に違反する」として、集団で国に対する裁判を起こす予定と伝えられている。
 このほかにも提訴を準備している個人やグループがいるとのこと。
 裁判所も忙しくなりそう。
 三権分立、頑張るしかない。

 次の選挙。
 絶対に投票しない「あいつ」を覚えておきましょう。

秋を買う

2015-09-18 | 日々の暮し

〔コスモスの鉢を買う〕

 安全保障関連法案が攻防の山場を迎えたとマスコミが伝える。
 だが、多数決原理により多数派の分裂がない限り結果は決まっている。
 何か空しい気になる。

 何しろ国民に選ばれた「多数」派が相手だ。
 だが、「多数」意見が常に正しいとは限らない。
 それに、彼らの意見が支援組織の利益を背負っている面があるだろうから、その意見に普遍性がある訳でもない。

 歴史のターニングポイントといわれる今回の決定がとりかえしのつかぬことにならぬことを願う。
 日本の未来が「秋」に向かわぬように。

 今日、買い物の途中、目についた安いコスモスの鉢植えを買ってきた。
 軒下に置いて「秋だなあ」などとカミサンと呟く。


何が行われてるんじゃ

2015-09-17 | 日々の暮し

〔何が起こっているのか分からんTV画像〕

 安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は今日の午前、民主党から鴻池委員長に対する不信任動議が提出された。
 午後、TVでその採決を見ていた。
 「数の力」で当然に動議は否決され、退席していた鴻池委員長が再び委員長席に戻った。

 ここで突然、委員長席が議員に取り囲まれた。
 委員長が質疑打ち切りを宣言し安保法案の採決に踏み切ったからだという。
 この採決の結果、自民、公明両党と次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の賛成多数で同法案は可決されたと報じられている。

 委員長が何を言っているのかも聞こえず、席を離れている議員もいる混乱のなかでどうして賛成多数と分かるのだろう。
 そもそも委員長には何も見えないだろう。
 「賛成の方は起立」と言えば、この時点では多くの委員が着席していないのだから、起立多数で可決となるわけでもあるまいし(挙手でしたか?それも画像で判然とせず)。
 どちらにせよ、こんな採決は無効だと思うのだが。

 このような採決方法でしか処理できないことは、今回の安保法制には多くの問題があるということだ。
 国際環境の変化に応じて紛争の抑止力を高めるというが、今日、軍隊を持ち関係国と条約、同盟を結んでいる国でも紛争は起こっている。
 敵国の味方(直接の戦闘行為ではなく武器・弾薬の補給に限っても)は敵国と看做されるだろう。
 今回の安保法制によって逆に、国民の知らぬ場面、局面から紛争に巻き込まれるリスクが高まるのではないかという不安がある。
 また、アメリカへの応分の負担が必要とういうが、日本は多くの基地をアメリカに提供し、その関連経費も負担している。

 70年間、日本は少なくとも他国の人を殺していない。
 この間、自衛隊は外国から感謝されこそすれ、恨みをかうようなことはしていない。
 (反面、国外に派遣された自衛隊員の自殺が問題になっている)
 国際的な信頼を得る事が日本の安全を守る基本中の基本だろう。

 日本の将来にわたる安全の確保というのは、環境の変化や相手のあることで難しい命題である。
 そして自分の負うべき義務というものも含めて考えなければならない事柄でもあろう。
 安保法制、もっと丁寧な審議を望む次第である。

なんにもない

2015-09-15 | 日々の暮し

〔すましているの図(画像クリックで拡大)

 なんにもない、なんにもない~。
 老人会のお知らせ文書を作っただけ。

 ハナ(女犬・11才)のお相手をしてジ・エンドなり。


〔年輪の刻まれた?足の裏。汚いものを失礼(画像クリックで拡大)

孫の手

2015-09-14 | 日々の暮し

〔「孫の手」は偉大なり〕

 背中が痒い時、柱に背をくっつけてグニャグニャと背筋を擦る。
 「孫の手」があったことを思いつき、これを使って痒いところを擦る。
 お~お~っ、快感。
 これを思いついた人、偉い!と今更ながら感心する今日であった。


〔朝の陽光を浴びていると皮膚癌になるぞと脅された(画像クリックで拡大)

 〔転題〕
 今、夜は10時頃、布団に入る。
 枕元にラジオを置いてニュースなどを聴きながら知らぬ間に寝入っている。
 後で来るカミサンがラジオのスイッチを切ってくれる(喧しくて自分が眠れないから)。

 そんな時間に眠ると朝の3時半や4時頃に目が覚める。
 外は未だ暗いし、カミサンが目を覚ましても気の毒なのでじっとしている。
 時間つぶしにラジオのイヤホンを耳に「ラジオ深夜便」の最後局面を聴く。
 ついこの前までの暑い頃は、この時間でも農家の人が出動する機具のエンジン音が聞こえた。
 暑くなる前に作業を終えるためだ。
 今はそれもなく静かで余計なことを考えて落ち込むことも。
 
 6時半、目覚ましセットされたカミサンの携帯が鳴る。
 ムックと二人が起き上がり、その日が始まる。
 まずはハナ(女犬・11才)の飯、自分らの飯。
 なんだろうな、こんな日々を繰り返していていいのかいな。
 今さら大きな変革は殆ど無理だろうが。