トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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路面電車 ここ20年での車両置き換え状況

2021-03-15 22:01:00 | 路面電車

JTBキャンブックス『日本の路面電車Ⅰ』原口隆行著、2000年
イカロス出版『路面電車年鑑2021』
の2冊より、1999年11月30日現在での在籍車が、2020年12月31日現在でどれだけ残存しているかを割り出してみた。
ここ20年での各社局の車両置き換え状況をご覧いただきたい。

札幌市交通事業振興公社 1999年在籍車30両→2020年残存26両 残存率87%
函館市企業局交通部 35両→24両 69%
東京都交通局 43両→13両 30%
東急電鉄 18両→2両 11%
江ノ島電鉄 30両→22両 73%
豊橋鉄道 15両→5両 33%
名古屋鉄道 廃止
富山地方鉄道 17両→15両 88%
万葉線 11両→5両 45%
福井鉄道 13両(編成)→1編成 8%
京福電気鉄道 28両→25両 89%
京阪電気鉄道 23編成→23編成 100%
阪堺電気鉄道 46両→31両 67%
岡山電気軌道 21両→19両 90%
広島電鉄 139両(編成)→96両(編成) 69%
伊予鉄道 36両→20両 56%
土佐電気鉄道 68両→59両 87%
西日本鉄道 廃止
筑豊電気鉄道 23編成→11編成(※1)48%
長崎電気軌道 73両→62両 85%
熊本市交通局 44両(編成)→40両(編成)91%
鹿児島市交通局 53両→34両(※2)64%

※1 筑豊電気鉄道は路面電車年鑑では無視されているので、実地調査による
※2 車体更新車の101は除く

残存率 上位①京阪 ②熊本市 ③岡山 ④京福 ⑤富山
    下位①福井 ②東急 ③東京都 ④豊橋 ⑤万葉線

西鉄北九州線回顧 2

2016-12-04 00:01:00 | 路面電車
1992年10月24日、とある中学生の記録その2.
続いては黒崎駅前周辺。
本当は、もっとたくさん途中乗降しておけば良かった、と思うのだが、当日は混雑が激しく、身動きできなかったというのが実情。車内や車窓に関しては、全く記憶に残っていない。


黒崎駅前に停車中の623号。後方の「そごう」が懐かしい。


こちらは73号。こちらは折尾方面に向かって撮影。すし詰め状態の車内が伺える。


黒崎駅前―黒崎車庫前間を行く608号(下も)。後方に黒崎車庫前駅が見える。





西鉄北九州線回顧

2016-12-03 21:17:00 | 路面電車
西鉄北九州線、最盛期は傍系で事実上一体となって運営されていた筑豊電鉄を含むと、総延長およそ60Km、1日50万人を輸送していた。しかしながら「西鉄北九州線」は2000年11月26日に全廃となり、現在では支線的存在であった筑豊電鉄が、総延長15Km強、1日およそ1万30000人を輸送している。総延長は最盛期の4分の1、輸送人員は僅かに3%弱となっている。

今回は、併用軌道区間の最終日、1992年10月24日に撮影した写真を紹介する。カメラ初心者の中学生の撮影ゆえ、見苦しい点も多々あろうが、四半世紀が経過すればそれも貴重な記録として、ご容赦頂ければ幸いである。

まずは小倉駅前付近の画像から。

647号。後方にモノレールの線路が見えるので、井筒屋と小倉駅前通りの間だろうか。


非冷房更新車の638.魚町電停か?


69号。井筒屋前のカーブの辺りだと思う。映り込んだ若い女性も時代を感じる。もう50代だろう。


走り去る69号。周りを走る車も時代を感じる。


同じ場所で647号。


小倉駅前電停に停車中の620号「お別れメッセージ号」。市の代表駅というのに上屋もないのが、北九州線に対する西鉄の消極姿勢を感じさせる。




熊本市電 最近の広告電車

2016-08-31 19:14:00 | 路面電車
前回から4カ月ほどが経過したが、最近の熊本市電の新規広告電車を紹介する。



8502 夏目漱石記念年。

7月19日の時点では、新規広告電車はこれ1両のみの確認である。

なお、5014ABが西鉄筑紫工場へ搬入、何らかの工事を行っている模様である。


また、余談であるが、市電沿線には「危険」の貼紙が貼られた建造物があちこちに見られ、地震の被害を実感した。