トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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バスターミナル36 市営バスターミナル(苫小牧市)

2012-02-28 19:02:00 | バス
2012年3月で事業廃止し、全路線が道南バスに移管される苫小牧市営バス。


苫小牧駅南口を出ると、すぐ左手に立派なターミナルがある。1978年完成のターミナルで、3面のホームで1~18番乗り場まで有する。


建物の1階がバスターミナルとなっている。昭和の建物らしく、暗く飾り気が無く、実用本位である。


売店、待合室も広い。北海道らしく完全に密閉された環境である。写真に写っていないが、もちろん定期券売り場もあり、公営らしく冊子式の立派な時刻表も配布している。


外観、前述の通り飾り気がない。「サンプラザ」の看板があり、上層階は商業施設が撤退した後、立体駐車場になったのだろうと思ったが、当初から立体駐車場であったそうである。


ターミナル東側には、車庫があり、バスが待機している。


すぐ西側の駅沿いには、降車専用停留所がある。

尚、苫小牧駅では北口からも苫小牧市営バスが発着する。また、市営バス以外の道南バス、あつまバス、中央バス等は駅南口を出た正面の商業施設「egao」前にバス停と案内所(道南バス)を設けている。

◎基礎データ
所在地 北海道苫小牧市表町5丁目10-11
乗り入れ事業者 苫小牧市交通部
乗車券類 発売所有り
売店あり。
類型 JR接続、バス路線接続
取材日 2012年1月27日




駅と駅前風景 天拝山

2012-02-27 22:06:00 | 
福岡県筑紫野市のJR天拝山駅。博多からの営業キロは16.1km。1989年3月11日開業。


駅前にはロータリーがあるが、発着バス路線は巡回福祉バス「カミーリヤ号」のみで、一般路線バスは東へ300m程の「朝倉街道」が最寄りとなる。


駅西側には大型商業施設「イオンモール筑紫野」があり、買物客の利用は若年層を中心にそれなりに見られる。


駅正面にあたる東側は県道31号福岡筑紫野線がオーバークロスしている。


後ろに見えるのが前の写真の県道31号。この道の後ろ側およそ200mが西鉄朝倉街道駅になる。朝夕を中心に乗換客もそれなりに見られる。


左奥が天拝山駅。右側に見える白い建物は福岡大学筑紫病院。手前には田園地帯が広がっているが、右側(駅東側)はほぼ完全に住宅地である。


駅と駅前風景 新豊津

2012-02-26 22:06:00 | 
福岡県京都郡みやこ町に所在する平成筑豊鉄道田川線新豊津駅。
転換後の1990年10月開業。豊津藩で栄えた旧・豊津町唯一の駅であった。しかし中心地へは南東へ1kmほど離れている。
新豊津から一つ行橋寄りに1895年開業の「豊津駅」があるが、ここは行橋市に所在する。


駅舎は無く、ホームに上屋付き待合室があるだけである。


ホームより田川伊田方を望む。一面の田園地帯。背後には丘陵が広がる。


駅東側。細い道と一面の田畑。



南側には自転車置き場と数軒の人家が見られる。

駅と駅前風景 美馬牛

2012-02-20 19:09:00 | 
富良野線の美馬牛駅。丘の街で有名な「美瑛町」に位置する。


「駅舎」らしい風格は残るが、無人駅。1992年までは簡易委託であったが、駅近くの商店で乗車券を販売していたのか、駅窓口で発売していたのかは定かではない。なお、1983年9月1日に無人化(簡易委託化)されている。


ホームは相対式2面2線。主にキハ150形が使用される。ドラマ「北の国から89 帰郷」ではロケに使用された。


駅ナンバリングが採用された駅名標。富良野線は観光地を通るせいか、車内アナウンスでは英語アナウンスも通過駅や携帯電話の案内等まで忠実に案内される。車内には繁体字中国語のガイドブックを持った観光客が数名乗車していた。


農業倉庫と、奥には商店のレンガ造りの倉庫が見える。見えにくいがこの積み形は「長手積み」という。
煉瓦の積み形に関しては、
http://www.geocities.jp/fukadasoft/renga/bricks/index.html
のサイトが詳しい。
駅前の農業倉庫は、近隣の中富良野や美瑛でも見られた。かつての貨物輸送の名残であろうか。


JAの美馬牛事業所。北海道らしく煙突がある。1960年代の建築であろうか。


駅を出て少し歩くと、美馬牛の集落に出る。
美馬牛地区は中学校(2011年度生徒数29人)がある為、それなりの大きさの集落であろうと思われる。

木造駅舎を訪ねて11 肥後伊倉駅

2012-02-10 21:09:00 | 
鹿児島本線肥後伊倉駅。日中は1時間に1本の停車で、快速は通過する。昨年3月の新幹線開業に伴うダイヤ改正で、概ね1時間に2本だった停車列車は一部が快速に置き換わり、停車本数は削減された。
開業は1935年。この駅舎は2代目というが建築年は不詳。建物財産標は外されていた。



これといって特色はない、典型的な西日本の木造駅舎。2つ門司港寄りの大野下駅も似たような駅舎であったが、2010年に解体されている。上写真右側の白いところが建築中の新駅舎となる。


旧字体で書かれている本屋の表記。86.9㎡というのは本屋の床面積であろうか。


2010年春にJR九州の子会社から簡易委託化され、端末が撤去された。それにより乗車券は自動券売機と手書きの発行になった。


ホーム側から改札周りを望む。


前述の通り3月下旬落成予定で、新駅舎の建築工事が進められている。本屋は36㎡とのことで、現駅舎の半分弱の大きさになる予定である。

新駅舎の供用開始後、現駅舎は解体予定である。これにより古くからの姿を伝える鹿児島本線の「本格的な」ペンキを塗っていない木造の駅舎は銀水のみになる。