日本全国鉄道乗りつぶし43

2009年



2009年6月24日　ひたちなか海浜鉄道　完乗駅阿字ヶ浦

茨城交通時代、既に2003年に完乗を果たしていたが、社名変更ではなく純粋に企業体変更ということで再びやり直し、転換後改めて乗りなおし。


2009年6月24日　鹿島臨海鉄道　完乗駅鹿島サッカースタジアム
ほぼ全線が高架の近代化路線。この高規格をもっと生かせないものだろうか、と思う。完乗を果たした鹿島サッカースタジアムは通過したので車内での完乗となった。


2009年7月29日　三岐鉄道　完乗駅恐らく阿下喜。
この日は西桑名～阿下喜～バス～東藤原のルートで廻っており、西藤原～東藤原間は乗車していない。恐らく三岐鉄道としての北勢線が未踏破だったものと思われる。

バスターミナル71 船小屋

筑後市の船小屋。西鉄バス久留米・筑後車庫ならびに西日本鉄道筑後第二自動車営業所が同居する形態は前回紹介したここと全く同じ。




しかしながら停留所名「筑後営業所」でもなければ「西鉄筑後」でもなく、単に「船小屋」である。
車内放送では「西鉄吉井営業所」と呼ぶが「吉井営業所」が正式名称だったり、前述の「八女営業所」といい、統一性が全くない。


敷地は八女営業所と比べるとずいぶん狭い。小規模な車庫である。


九州新幹線・筑後船小屋駅開業に伴い、JR久留米～西鉄久留米～船小屋間だった50番の延長と西鉄柳川～筑後船小屋駅～船小屋間に新路線5番が設定され、現在は終点ではなくなった。しかしながら5番は2014年秋に休止（事実上の廃止）され、ここから先、筑後船小屋駅へはおよそ毎時1本が走るのみとなっている。

なお、50番はかつてこの先、瀬高を経由し西鉄大牟田営業所までの長距離路線であった。

◎基礎データ（バスターミナル）
所在地　福岡県筑後市尾島字船小屋191番地
乗り入れ事業者　西日本鉄道
乗車券類　営業所内で発売
連絡鉄道路線　なし
類型　営業所　
訪問日　2015年1月6日

バスターミナル70 八女営業所

八女市の八女営業所。

西鉄くらしネットで検索すると「八女営業所」、バスの行先表示も「八女営業所」なのだが・・・





例の如く、「西鉄八女営業所前」と、余計な文字が・・・

律義にバス停を見て「西鉄八女・・・」と入れても「該当する停留所駅は存在しません・・・」

隣は「八女市体育館前←　次は　→西唐人町」となっているが、八女市体育館前方面は路線廃止により、現存しない。かつては熊本、山鹿方面への路線が伸びており、数年前まで市内の兼松住宅前止めがあったが路線廃止により、ここが終点となった。

八女営業所は、現在「西鉄バス久留米八女車庫」と「西日本鉄道八女第二自動車営業所」が同居している。乗務員は「西鉄バス久留米」、車両は「西日本鉄道」の所属である。




ずいぶんと古めかしい案内。下の運送約款は昭和41年のものである。



車庫ながら敷地は広い。久留米地区では中規模の営業所である。

◎基礎データ（バスターミナル）
所在地　福岡県八女市大字馬場字川原出345番2号
乗り入れ事業者　西日本鉄道
乗車券類　営業所内で発売
連絡鉄道路線　なし
類型　営業所　
訪問日　2015年1月6日

駅と駅前風景48 筑後福島（廃駅）

1985年3月に廃止された国鉄矢部線の拠点駅、筑後福島駅跡。八女市の交通の拠点である西鉄・堀川の両「福島」バス停からは南に1Kmほど離れている。鉄道とバスの拠点が別々に存在し、かつそれなりに離れているこの配置は、同じ県内の甘木に似ている。


駅跡は「鉄道記念公園」になっている。その横には「八女伝統工芸館」があり、ここも駅跡地という。



構内は広い。どのあたりが駅の中心だったのか定かではない。元々は駅舎に接したホームと島式の2面3線であったが、末期は駅舎に接する1面1線のみ使用されていた。


敷地の中央付近に「筑後福島駅」の看板を掲げる建物が。当時の駅舎とは明らかに異なっており、正体は不明。


汽車をモチーフにした遊具が泣かせる。


敷地中央から北側を見る。なんとなく「駅前」らしい雰囲気。



その先の信号から東西方向を見る。「中宮野町西」交差点だが昔は「筑後福島駅前」交差点だったのだろうか。



駅南側。八女農業高校が目の前にあり、通学には便利だったであろう。個人的な推測では、校門の位置からこちら側がかつての駅裏側だったのかと思うが真偽は不明。

○基礎データ
所在地　福岡県八女市大字本町
路線　国鉄矢部線
開業　1945年（昭和20年）12月26日
廃止　1985年（昭和60年）4月1日
乗り入れバス路線　不明
乗降客数　不明
委託駅（最終期）
訪問日　2015年1月6日