315編成に代わる西鉄貝塚線の新たな転籍車、614-664が1月20日頃から運行を開始した。614は1966年9月27日付で615,
616編成とともに竣功、その後救援車・架線検測車901-902に改造され、事業用として使用されてきたが新・事業用車両
911Fの登場により再び旅客用に改造され、2014年10月30~31日にかけて多々良車庫へ搬入、貝塚線へとやってきた。
既に1月20日頃には営業運転を開始していたが、313形営業運転最終日、315Fと車両交換の形で「
ハンドル継承式」を行い、ヘッドマークを取り付けた。過去に200形を除けば特急車1000・
2000の最終運行以外では何もやってこなかった西鉄としてはまさに異例の演出である。
1月20日に撮影した614F.台車周りまで綺麗である。恐らく主要機器は廃車となった609のものを使用していると思われる。
車内。扉部分が黄色に塗られ、先頭部は座席を撤去し、車いすスペースが設けられている。
銘板。下のクエ902時代と比べると大幅に自重が軽くなっているのがわかる。
車号プレートは新調されたようで、他車とは素材が異なる。
事業用車901-902時代。