バスターミナル、今回は熊本県最北端に位置する荒尾市の代表駅、荒尾駅を取り上げる。
乗降人員に関して、最新のデータが入手できず、かなり古い1993年のデータでは、1日平均乗降人員は2608名、これは93年の大牟田駅(JR)6840名、二日市駅12732名、鳥栖駅10811名、久留米駅13016名と比較してもかなり少なく、当時の西鉄甘木線北野駅3132名(1992年)よりも少ない。
駅のすぐ前に整備されたロータリーに、バスが発着する。手前から1番乗り場、2番乗り場、3番乗り場である。
1番乗り場は産交バス。四ツ山、バスセンター等荒尾市内各地、玉名方面への路線、全て熊本県内完結である。
2番乗り場は西鉄。大牟田市内へ乗り入れる路線。荒尾と大牟田の市街地は連続しているが、やはり県境の壁はあるようで、管理人がここに滞在した15時~17時の間、産交バスは殆どの便で少ないながらも乗降が見られたが、西鉄バスはどの便も皆無に近かった。奥の3番乗り場は降車専用に見えるが「観光バスのりば」と書いてある。定期的な発着はないようである。
西鉄バスの路線は全て荒尾駅前起点・終点となる。その為、折り返し時間にはここで待機する。
高速バスは小倉やJR久留米と同様、駅前ロータリーには乗り入れず(乗り入れられず?)駅近くの路上にある「荒尾」バス停から発着。
「荒尾」バス停は駅から少し西側にあるが、徒歩1分程で極めて至近である。
上の画像、道路を挟んだ左側には「西鉄バス大牟田荒尾支社」があったが2009年7月1日廃止、大牟田の本社に統合された。その為、熊本ナンバーの西鉄バスは消滅した。不要な建物は即座に更地にする西鉄が、このまま建物を維持しているのには、何らかの理由があるのだろうか…
※ここまで2012年8月29日撮影、以下2005年3月31日撮影。
2005年3月31日までは、荒尾市交通局(荒尾市営バス)が存在していた。当時とバスターミナルの基本的レイアウトは変わっていないが、全般的に施設をリニューアルして、明るい雰囲気になっている。
次の停留所は「競馬場前」であった。荒尾競馬も2011年12月に廃止。現在は場外馬券が発売される「ウインズ荒尾(荒尾競馬場内)」となっている。
1978~85年には35台の車両が在籍していたが、最終年度は9台の在籍であった。
上の車両は1987年式の日野・P-HU233BAで、都バスからの移籍車。都バス時代は「都市新バス」の車両として活躍していた。
下の車両は1995年に自社発注した日デU-RM210GANで、富士7Eボディを架装する。
共に熊北産交に譲渡された。
事業廃止を伝える貼り紙。熊北産交に移管されたが、現在はグループ再編で「産交バス」となっている。
◎基礎データ
所在地 熊本県荒尾市万田
乗り入れ事業者 産交バス、西鉄バス大牟田(過去 荒尾市交通局 熊北産交 西日本鉄道)
乗車券類 発売窓口なし
売店 なし
類型 鉄道接続
訪問日 2012年8月29日、2005年3月31日
乗降人員に関して、最新のデータが入手できず、かなり古い1993年のデータでは、1日平均乗降人員は2608名、これは93年の大牟田駅(JR)6840名、二日市駅12732名、鳥栖駅10811名、久留米駅13016名と比較してもかなり少なく、当時の西鉄甘木線北野駅3132名(1992年)よりも少ない。
駅のすぐ前に整備されたロータリーに、バスが発着する。手前から1番乗り場、2番乗り場、3番乗り場である。
1番乗り場は産交バス。四ツ山、バスセンター等荒尾市内各地、玉名方面への路線、全て熊本県内完結である。
2番乗り場は西鉄。大牟田市内へ乗り入れる路線。荒尾と大牟田の市街地は連続しているが、やはり県境の壁はあるようで、管理人がここに滞在した15時~17時の間、産交バスは殆どの便で少ないながらも乗降が見られたが、西鉄バスはどの便も皆無に近かった。奥の3番乗り場は降車専用に見えるが「観光バスのりば」と書いてある。定期的な発着はないようである。
西鉄バスの路線は全て荒尾駅前起点・終点となる。その為、折り返し時間にはここで待機する。
高速バスは小倉やJR久留米と同様、駅前ロータリーには乗り入れず(乗り入れられず?)駅近くの路上にある「荒尾」バス停から発着。
「荒尾」バス停は駅から少し西側にあるが、徒歩1分程で極めて至近である。
上の画像、道路を挟んだ左側には「西鉄バス大牟田荒尾支社」があったが2009年7月1日廃止、大牟田の本社に統合された。その為、熊本ナンバーの西鉄バスは消滅した。不要な建物は即座に更地にする西鉄が、このまま建物を維持しているのには、何らかの理由があるのだろうか…
※ここまで2012年8月29日撮影、以下2005年3月31日撮影。
2005年3月31日までは、荒尾市交通局(荒尾市営バス)が存在していた。当時とバスターミナルの基本的レイアウトは変わっていないが、全般的に施設をリニューアルして、明るい雰囲気になっている。
次の停留所は「競馬場前」であった。荒尾競馬も2011年12月に廃止。現在は場外馬券が発売される「ウインズ荒尾(荒尾競馬場内)」となっている。
1978~85年には35台の車両が在籍していたが、最終年度は9台の在籍であった。
上の車両は1987年式の日野・P-HU233BAで、都バスからの移籍車。都バス時代は「都市新バス」の車両として活躍していた。
下の車両は1995年に自社発注した日デU-RM210GANで、富士7Eボディを架装する。
共に熊北産交に譲渡された。
事業廃止を伝える貼り紙。熊北産交に移管されたが、現在はグループ再編で「産交バス」となっている。
◎基礎データ
所在地 熊本県荒尾市万田
乗り入れ事業者 産交バス、西鉄バス大牟田(過去 荒尾市交通局 熊北産交 西日本鉄道)
乗車券類 発売窓口なし
売店 なし
類型 鉄道接続
訪問日 2012年8月29日、2005年3月31日