トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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本ブログ

松浦鉄道 近況

2011-01-27 21:15:00 | 私鉄
1月26日、松浦鉄道に乗車した。
伊万里1236―東山代1240
東山代1340-佐々1524
佐々1546-佐世保1627の行程であった。

車両は昨年末に輸送されてきたMR617~619が運用に就いているのを確認。旧型は110・111の稼働を確認している。110・111共に長崎スマートカードのリーダーが設置されており、あと1年は使用されると思われる。


2010年度増備車のMR-618。赤ベースの塗装で、かなりイメージが異なる。


在来車のMR-110.車体にはさほど痛みは見られない。


MR-110の車内に設置されたスマートカードの読取機。整理券方式の鉄道(路面電車を除く)でICカードを導入するのは初ではなかろうか?

夕刻であったせいか、佐世保近郊では20代や、ビジネス客と思われる男性も乗車しており、「使える鉄道」であると認識させられる。経営は決して楽ではないであろうが、存廃についてはまだ議論になる段階にはないように思われる。

筑紫野バス

2011-01-22 21:37:00 | バス
筑紫野市は、2路線のコミュニティバスを運行しているが、近隣都市とは異なり、ターミナル駅に乗り入れないため、その存在感は極めて薄い。

路線は山口~平等寺がやまぐち線、吉木~柚須原がみかさ線で、どちらも市内山間部の路線となっている。
しかしながらこの2路線とも西鉄・JR二日市から山口、吉木間の一般路線バスと直通運行されるという点で特徴的である。

運賃計算は筑紫野バス区間の100円と、一般路線区間の運賃を合算する方式で、エコルカードなどの乗車券類で乗車する場合でも、筑紫野バス区間の運賃100円が別途必要となる。



柚須原公民館前バス停に到着した吉木方面の筑紫野バス。実際は二日市駅まで直通する。


一般路線時代のものを流用したと思われるバス停。


一般路線区間・紫駅に到着した先ほどのバス。吉木で方向幕を変更する。

車両は特定の車両ではなく、一般路線車の共通運用のようである。

尚、筑紫野市では「カミーリヤ巡回福祉バス」という事実上のコミュニティバスもあり、月曜日を除き各種公共施設を巡回する無料バスも運行している。しかしながら健康福祉部 健康推進課が担当部署となっており、福祉機関であるのか公共交通機関であるのか位置付けがはっきりしないものとなっている。


小城市 自治体運営バス

2011-01-19 18:11:00 | バス
佐賀市の西隣に位置する小城市。
平成の大合併で4町が合併して誕生した市であるが、昭和の大合併で誕生した北隣の多久市とは面積がほぼ同じで、人口は2倍以上と、実質的にこちらの方が規模の大きな都市となっている。

代表駅は長崎本線・牛津駅で、市内には多久・佐賀方面の昭和バスの路線のほか、広域循環バス、小城町巡回バス、三日月町巡回バス、牛津町巡回バス、芦刈町コミュニティタクシーが運行されている。

※参考リンク
http://www.city.ogi.lg.jp/main/2834.html


しかしながら各路線ともにきめ細やかな路線設定の反面、便数が少なく、利用しやすいダイヤであるとは言い難い。


三菱・ローザを使用する広域循環バス。



日産・シビリアンを使用する小城町巡回バス。上(黄色)は車体に「三日月町巡回バス」と書いてあるが、当日は小城市巡回バスの路線に使用されていた。


トヨタ・ハイエースを使用する三日月町巡回バス。

いずれも白ナンバーであるが、三日月町巡回バスは株式会社牛津が運行する。
運賃は200円均一。

今、日田バスが面白い 3

2011-01-14 20:26:00 | バス
日田・高塚から朝倉街道、久留米へ1日2往復ずつ急行バスが運行されている。どちらも西鉄グループに残る数少ない一般道経由の長距離優等バス路線として貴重な存在である。


急行久留米線で運用されていた437。1991年式で既に廃車された。2008年11月19日撮影。


元々は九州観光バスの車両で、日田バス転属後は貸切から高速バス、そして最後は急行久留米で運用されていた457.既に廃車。2008年4月17日撮影。


急行久留米線の現在の専用車199。朝倉街道線もほぼ同形態の車両が使用される。2011年1月10日撮影。


現在急行線用車として使われている車両は、98~99年製造であり、両路線の利用率も芳しくない(ように見える)現況から、これらの車両の寿命と共に両路線も廃止される可能性もあるといえよう。