以前も述べたが、西鉄大牟田線の急行停車駅で電車・バスの乗り換え駅として機能しているのは事実上朝倉街道までであり、その後の筑紫、小郡、宮の陣に関してははバス路線網は脆弱で、乗換機能はほぼ失われているといっても過言ではなかろう。
西鉄小郡駅は、筑紫駅と比べるとおおよそ2倍の乗降人員であるが、バス連絡に関しては筑紫よりも更に存在感が薄いといえる。
それでも1999年の時点では、西鉄8・9西鉄鳥栖・鳥栖駅・太刀洗駅前・甘木バスセンター方面、鳥栖交通5福岡女学院大学・基山駅・けやき3丁目、鳥栖交通21松崎・乙隈、南筑交通22北野・久留米方面と、それなりの都市間ネットワークが存在していた。
しかしながらこれらの路線も廃止、区間短縮が進み、最後まで残った8西鉄鳥栖~鳥栖駅~小郡駅系統も、2009年頃に廃止となり、現在は鳥栖プレミアム・アウトレット線と小郡市コミュニティバスのうち2路線のみが発着する。
現在は1番乗り場のみの使用となっている。
見にくいが、左奥に2番乗り場が見える。少し前(少なくとも今年の3月までは)丸山病院の無料送迎バス(西鉄バス佐賀のローザ)が発着していた。
現在は何に使われているか定かではないが、「8西鉄鳥栖」「22JR鳥栖駅」の表示が未だに残っている。
寂しい時刻表。鳥栖プレミアム・アウトレット線は土休日はおよそ30分間隔、平日は1時間間隔、コミュニティバスは平日のみで14本にすぎない。
プレミアム・アウトレット線は一部JR鳥栖駅に直通する系統もあるが、途中の停留所はかなり絞られている上に大周りをするので、都市間連絡機能は無いに等しい。
バス結節点としての機能はほぼ失われたが、1986年に転換開業した甘木鉄道は小郡駅を西鉄小郡駅から徒歩1~2分の地点へ移設、その為JR鹿児島線連絡と甘木方面へは事実上の代替交通機関として機能している。
◎基礎データ
所在地 福岡県小郡市祇園一丁目
乗り入れ会社 西鉄バス佐賀
接続鉄道路線 西鉄天神大牟田線
乗車券…定期券、nimocaを隣接の鉄道駅で発売
類型 鉄道接続型、
取材日 2011年9月28日
西鉄小郡駅は、筑紫駅と比べるとおおよそ2倍の乗降人員であるが、バス連絡に関しては筑紫よりも更に存在感が薄いといえる。
それでも1999年の時点では、西鉄8・9西鉄鳥栖・鳥栖駅・太刀洗駅前・甘木バスセンター方面、鳥栖交通5福岡女学院大学・基山駅・けやき3丁目、鳥栖交通21松崎・乙隈、南筑交通22北野・久留米方面と、それなりの都市間ネットワークが存在していた。
しかしながらこれらの路線も廃止、区間短縮が進み、最後まで残った8西鉄鳥栖~鳥栖駅~小郡駅系統も、2009年頃に廃止となり、現在は鳥栖プレミアム・アウトレット線と小郡市コミュニティバスのうち2路線のみが発着する。
現在は1番乗り場のみの使用となっている。
見にくいが、左奥に2番乗り場が見える。少し前(少なくとも今年の3月までは)丸山病院の無料送迎バス(西鉄バス佐賀のローザ)が発着していた。
現在は何に使われているか定かではないが、「8西鉄鳥栖」「22JR鳥栖駅」の表示が未だに残っている。
寂しい時刻表。鳥栖プレミアム・アウトレット線は土休日はおよそ30分間隔、平日は1時間間隔、コミュニティバスは平日のみで14本にすぎない。
プレミアム・アウトレット線は一部JR鳥栖駅に直通する系統もあるが、途中の停留所はかなり絞られている上に大周りをするので、都市間連絡機能は無いに等しい。
バス結節点としての機能はほぼ失われたが、1986年に転換開業した甘木鉄道は小郡駅を西鉄小郡駅から徒歩1~2分の地点へ移設、その為JR鹿児島線連絡と甘木方面へは事実上の代替交通機関として機能している。
◎基礎データ
所在地 福岡県小郡市祇園一丁目
乗り入れ会社 西鉄バス佐賀
接続鉄道路線 西鉄天神大牟田線
乗車券…定期券、nimocaを隣接の鉄道駅で発売
類型 鉄道接続型、
取材日 2011年9月28日