西鉄甘木線のうち、五郎丸-北野間は本日、開業100周年を迎えた。そもそも甘木線は、三井電気軌道(本社三井郡北野町)が開業させた福島-甘木間の路線で、社名から判断すると三井郡の主要都市である北野と久留米を結び付けることが最大の目的だと考えられた。しかしながら最初に開業したのは北野とは関連のない、日吉町-福島間で、1913年7月18日であった。その後1915年10月15日に北野-宮ノ陣(宮ノ陣橋付近にあった停留場で、現・宮の陣とは別。そもそも当時は現在の天神大牟田線は未開業)間が、1916年9月27日に渕ノ上-日吉町、1921年12月8日に甘木-北野がそれぞれ開業し、1924年3月13日に宮ノ陣-渕ノ上間の開業を以て、全線開通した。その後1948年11月11日には宮ノ陣-日吉町間が休止(1952年4月25日廃止)、同年11月21日には五郎丸-(大牟田線)宮の陣間が開業、大牟田線との直通運転が始まった。1958年11月27日には分断され福島線となっていた日吉町-福島間が廃止され現在に至る。
五郎丸駅。(1日平均乗降客数 2014年548名 1989年888名)
五郎丸駅から宮の陣方すぐの五郎丸1号踏切。当時はこの辺りから左へ向かう道路上に軌道が敷設されていたものと思われる。
学校前駅。(1日平均乗降客数 2014年316名 1989年580名)
左の狭い路地はかつて国道322号線だった。
古賀茶屋駅。(1日平均乗降客数 2014年603名 1989年900名)
北野駅。(1日平均乗降客数 2014年1604名 1989年3022名)
五郎丸駅。(1日平均乗降客数 2014年548名 1989年888名)
五郎丸駅から宮の陣方すぐの五郎丸1号踏切。当時はこの辺りから左へ向かう道路上に軌道が敷設されていたものと思われる。
学校前駅。(1日平均乗降客数 2014年316名 1989年580名)
左の狭い路地はかつて国道322号線だった。
古賀茶屋駅。(1日平均乗降客数 2014年603名 1989年900名)
北野駅。(1日平均乗降客数 2014年1604名 1989年3022名)