全国路面電車紀行 熊本市電編8

8500形。1985年から86年にかけて4両が製造された。車体は8200形に類似しているが、運転台側のドアが引き戸になった。機器は1200形からの流用。




1200形から流用した台車。

全国路面電車紀行 熊本市電編7

8200形。1982年に2両が登場した日本初のVVVFインバータ制御車であるとともに、22年ぶりの新製車である。外観も大きく変わり、大型の方向幕に四枚折戸、現在の標準色となった新塗装の採用、車内は一部が一人がけクロスシートになっている。鉄道友の会のローレル賞受賞。

8201、愛称は「しらかわ」


8202、愛称は「火の国」

全国路面電車紀行 熊本市電編6

連接車5000形。西鉄福岡市内線の1000形を購入したもので、1976年に運行を開始した。旧型車では唯一のカルダン車で、西鉄時代の車番に4000を加えた5010,5011,5014,5015の4編成が導入された。
現在は5010を除く3編成が在籍し、上熊本駅前ー健軍間を朝ラッシュ時に2編成が各1往復している。なお、現有の3編成はいずれも一時期北九州線で運用された事がある。当時の車号は2011,2014,2015であった。

西鉄色に復元された5014と白基調の5015


花火大会の日の臨時便として走る5011.


5000形の車内。

全国路面電車紀行 熊本市電編5

1350形。1960年（昭和35年）に登場した350形をワンマン化した車両で、6両が在籍する。市電縮小前の最後の新車で、この後22年間新車の登場は無かった。

全国路面電車紀行 熊本市電編４

　1200形。1958年製造の200形で、ワンマン化で1200形となった。10両が在籍していたが4両が8500形の種車となり廃車。現在は6両。