乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

高千穂峰 1574m

2018-12-30 | 宮崎の山
12/28(金)歴史ロマンに魅せられて



霧島連山の一つで宮崎県と鹿児島県の県境にあり
天孫降臨の山として知られている霊峰

天照大神の孫・ニニギノミコトがこの山から人間世界に降り立ったとされ
日本発祥の地とも、、、

ルートは高千穂河原登山口

駐車料金所のスタッフに「登山ですか?」
「現在、風速20mくらいですよ
気をつけて登ってください」・・・

第一の鳥居



霧島神宮古宮址で安全祈願



10:25 入山



樹林を抜けると急な斜面



新燃岳の噴火により火山礫等が堆積した岩場



馬の背が美しい



振り返ると桜島



ゴツゴツで滑る



御鉢(火口)に吸い込まれそうな



馬の背に出る



火口縁



新燃岳噴火中



強風に揺れながらも



ピーカンの天空へ誘われ
主峰高千穂峰が迫る



脊門丘(鞍部)に降り



徐々に傾斜も厳しくなり耐風姿勢で一気に



11:45 ピークへ
天孫降臨伝説の「天の逆鉾」



坂本龍馬が妻おりょうとこの山に登って
天の逆鉾を引き抜いたようですよ



桜島も浮かぶ



ぐるりパノラマ



霧島連山





岩陰でおにぎりチャージしたら長居無用
強風に煽られながら下山開始

馬の背ルートは



「西郷どん」明治編に入ったオープニングで
ゴツゴツした馬の背を
西郷どんと大久保利通が、すれ違うあのシーン



ここですね〜



                     NHK HPより



ここからの下りは足元要注意
飛ばされそうな寒風との戦いを制して
12:50 無事下山

嗚呼、疲れた〜

その後、近くの霧島神宮へ



最強のパワースポットは



高千穂峰と火常(御鉢)峰の間に社殿が造られたのが始まりとされる
「ニニギノミコト」を祀るお社

ニニギノミコトは天照大御神の命により
日本を治めるために高天原からこの地上に降りました
その神様をお祀りしているのが霧島神宮



神聖な気持ちになったら

今宵の宿指宿へ




    錦江湾を望みながら

    砂むし温泉を愉しんで

    地元食材を使った夕食で乾杯!!




             明日は・・・




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クマガイソウの自生地へ

2018-04-28 | 宮崎の山
4/27(金)妖艶な花との出会い



高千穂町芝原地区にある
九州最大級の自生地といわれる「クマガイソウ」

天然記念物に指定されている
この時期、ほぼ10日程度の特別公開

1日2回(予約制)
1回目9:00~、2回目13:00~
管理費として1人500円

クマガイソウを見に行きませんか?との誘いを受け
我ら5名は午後の部にエントリー
宮崎観光協会の方やケーブルテレビの取材の方々と共に見学



ガイドは高千穂森の会の「興梠幸男」さん
真っ白な「ハイノキ」



ここから地球誕生の道へ



直ぐに「クマガイソウ」迎えられ



美しい森の中へ



「ハワサビ」も生き生き



水はけの良い森林に群生



木漏れ日を受けて山の斜面に輝いて



30~40センチほどの背丈の茎先に薄紫の脈がある袋状の花
その名は、平安時代末期~鎌倉時代初期の武将
熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に似ていることに由来するそうで
なんとも不思議なお姿



ラン科の多年草



直径が7~8センチ
葉は対生するように二枚つき、それぞれ扇型で蛇腹の特徴的な形



後ろ姿も



素敵な「クマガイソウ」



最高のタイミングで



咲き誇り



西洋シャクナゲも彩る



「ウリハダカエデ」



2枚づつ付いた不思議な葉っぱの
「コクサギ」はちょっと臭う



「キンラン」



鳥屋岳までゆっくり



森の妖精たちに出会いながら



ゼンマイの群生地



白いテープが巻かれているのは鹿よけだそうです



豊富な草花の説明を受けながら



「さかいの森」に上がって来ました
南阿蘇在住の「さかい」さんが日本百名山登頂達成記念に
ツツジの苗木を寄贈されたそうです



展望台がある



鳥屋岳(772m)山頂に到着



絶景のパノラマは阿蘇



桝形山



祖母山系



大崩山





展望台から山頂広場



貴重な直物と触れ合いながら
鳥屋岳悠久の森を



約、3時間堪能しました
高千穂森の会の「興梠幸男」さんはじめ
皆様の日頃の維持管理努力の賜物ですね




   県レッドデータブックで絶滅危惧類指定
   希少植物のクマガイソウと会えるのは

        5月3日(木・祝)までだそうですよ

        みなさん、お見逃しなく。。。






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新百姓山 1272.9m〜桧山 1297m

2018-04-23 | 宮崎の山
4/22(日)春爛漫のトレイルに大歓声!!



山都ハイク4月例会山行

県道6号宇目日之影線
美しい見立渓谷を抜け杉ケ越トンネル前
登山口までのアプローチは舗装路で比較的容易

8:20 傾山・杉ケ越コースの登山口に到着
トンネル西口の標高は約880m



新百姓山は右、傾山は左への分岐
杉圍大明神で安全祈願



大分・宮崎県境の稜線
急なアップダウンをのんびり、ゆっくりペースで



ミツバツツジやアケボノツツジを



愛でながら



傾山が背後に



ブナもでっかい原生林



往きはヨイヨイ



おしゃべりも満開の縦走路



ヒメシャラの美林にうっとり



新緑もいいね



アップダウンの連続も
まもなくですよ!



11:25 新百姓山ピーク
山名は源平の合戦に敗れた平家の武者がこの山の麓に落ちのびて
百姓を始めたことに由来しているそうです

森の素敵な雰囲気と触れ合う至福のとき
おいしい山弁当でエネルギー満タン



12:10 桧山へ行きますよ
ザックをデポしてもOK



行き交う登山者からアケボノが素晴らしいとの
嬉しい情報にうきうきしながら



おお〜



ピーク!!



輝くように咲き誇る



シャクナゲも



直下の崖を上がれば



舞うような可憐な花びら



12:40 桧山のてっぺん



アケボノのシャワー



新緑の



シャワーが



降り注ぐ復路



15:15 無事下山かと思いきや
1名が歩き足りなくて周辺散策?も




   全員お揃いで帰りは男女別々の車両となり
   女子会も夢うつつ、、、


        ヒメシャラ、ミツバツツジ、シャクナゲ、ヒカゲツツジの
        花々に彩られた稜線漫歩満喫の最高の山日和に感謝・・・・・


            夢の続きは……

        


       









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鹿納山 1567m

2018-04-07 | 宮崎の山
4/5(木)憧れの鹿納坊主へ



昨日の素敵な物語?の余韻に浸りながら

さあ〜
今日はKリーダーのもと
全メンバー4名で挑戦

比叡山林道を地蔵岳の麓を巻くように進み
大崩宇土内谷登山口からさらに4k
雄大な鹿納谷の渓谷美に沿って

舗装した箇所もあるが、砂利道の悪路に揺られ
アプローチに苦労するも

7:50 広い河原に駐車



材木が高く積まれた林道を進む
この先まで車両進入出来たようだ



8:05 鹿納山登山口の取り付点



分岐まで直登を60分



坊主がチラリ



9:20 大崩・鹿納・鹿川林道の分岐で一息



坊主さん待っててね



やせ尾根の連続する岩峰帯の



アップダウン



振り返る尾根



権七小屋谷分岐から



いよいよ眼前に



「槍の穂先」のような荒々しい岩峰が迫る



その下を巻くようにトラバース



山頂直下の崩れ落ちる岩肌に3点確保で取付きアタック!
這い上がるように登頂を果たして安堵



10:15 ヤッホー!!



狭いてっぺんから



大パノラマ



大崩山、五葉岳、傾山など



高度感がたまらない
下山も足元に集中してクリア



往路を戻るも



まだ油断できない



振り返って別れを告げ



11:24 分岐まで戻りほっと一息



あとは直下降を



12:20 無事下山




         
         岩峰の迫力に魅了された鹿納坊主


         稜線のアケボノツツジ目当ての登山者も多く

         ゴールデンウイーク頃が見頃となりそうですね



         今回も素晴らしい感動の山旅となり感謝です

         お疲れさまでした


               満開のアケボノに期待しましょう。。。







         

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鬼の目山 1491m 新ルート 続編

2018-04-07 | 宮崎の山
4/4(水)圧巻の雌鉾スラブ

12:35 鬼の目山下山開始
いきなりの急降下も鉾岳が眼下に



スギ林を下り



荒れた沢に出て



嫌なガレ場を下降



13:15 鬼の目登山口



鉾岳も迫り



鬼の目杉を眺めながら林道を歩き



沢コースへ



鬼の目山分岐
このルートを下ってくるとタイム短縮



13:57 水量が少ないが美しいナメの
合流地点で一息



雌鉾のスラブに接近



張りめぐらせたロープの



滝見新道を急降下



滝つぼにある



人気上昇中のパックン岩で遊ぶ



雌鉾スラブの大滝も細い



パックン岩の道標がナイス?



山の神にご挨拶して



15:30 鹿川キャンプ場に無事下山





    ところで
    パックン岩コースのパーティは??

    30分前に無事下山して鹿川キャンプ場の管理人さんと談笑

    無事合流となりました

    まずは、めでたし、めでたし

    なかなか経験出来ないような㊙︎ルートに挑戦

    とてっも楽しい?山遊びだったそうで

    本当にお疲れさまでしたね〜


    それにしても鬼の目山新コースは登り応え十分の

    素晴らしいコースで二重丸

    ロッククライマーKリーダーに感謝です





        クライマーの宿 「庵・鹿川」に戻り

        五右衛門風呂で汗を流し

        祝杯をあげて寝袋へ


        明日はどこへ行きますか・・・

    

    


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鬼の目山 1491m 新ルート

2018-04-06 | 宮崎の山
4/4(水)ワクワク感満載!!

鹿川越登山口〜鹿川越〜鬼の目山〜林道~沢コース~滝見新道〜パックン岩〜鹿川キャンプ場

中川のチューリップで目覚めたら
今宵の宿、「庵・鹿川」に寄ってデポ

鹿川渓谷入り口を鹿川キャンプ場方面へ
左へ分岐する鬼の目林道に入り
途中から舗装が切れた砂利道となりアプローチに約、30分

城主とMさんは鉾岳のパックン岩を目指すため
別行動となりお別れ

8:50 大崩山、鬼の目山の鹿川越登山口から入山



9:10 緩やかに高度を上げ
鹿川越の鞍部



大崩山は左の尾根へ
ここから先の鬼の目山は新ルート



おお〜
アケボノツツジに歓迎され



ロープ出現



これもアケボノ
まもなく開花ですよ





バックは大崩山方面



ミツバツツジも



鮮やかに



二枚ダキと木山内岳?



華やかな登山道



トップを行く山男Kリーダー



春色の輝きにテンションアップ



祝子川沿いの稜線



絶壁から大崩山



岩を抱く



核心部の



第1ハシゴ?



急降下も



ヤセ尾根のアップダウンが続く



ここにも



第2ハシゴ?



下ります



どこまでもミツバツツジがエスコート



危険な斜面にはフィックスロープが張られ



攀じ登るとメインは終了!



稜線に出たら



下山中の3名のパーティに出会う
鹿児島から毎週のように通うほどお気に入りのエリアだそうだ
「ご安全に」と見送る



あれが山頂かな?



馬酔木が香る広い尾根



12:05 鬼の目山登頂!!
標識も真新しい



新ルートの開拓に尽力された上鹿川山の会の
三沢さん、吉村さん、戸高さんに感謝ですね



山ランチを食べながら



パックン岩コース班にラインすると






      「いろいろあってこれから挑戦」と返ってきた??


      はあ〜、  何かアクシデント発生か、、、



                       つづく・・・・・・




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中川チューリップの里

2018-04-05 | 宮崎の山
4/4(水)絶景のお花見スポット

宮崎県日之影町中川集落は
道の駅「青雲橋」から車で約30分



のどかで静かな山あいの小さな集落に



約3万5千本のチューリップ



稲作を終えた秋、棚田を活用
球根を一つひとつ住民総出で植えつけ
チューリップの里づくりに取り組まれているそうです



祖母傾国定公園の一部である矢筈岳と比叡山が一望




     
         


         ピークにはまだ、ちょっと早いですが

         今月8日「中川チューリップまつり」も開催されますよ



         登山前の立ち寄り鑑賞

         朝一の美しい光景に出会いました・・・












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玄武山 974.2m

2018-03-15 | 宮崎の山
3/14(水)春の陽気に誘われて

自宅から車で40分、高千穂町の上野地区

麓の上野神社で安全祈願して



9:05 玄武活性化センター登山口をスタート
戦国時代に玄武山には山城があり
大分の大友氏に滅ぼされたという歴史のある山、、、



登山案内ルート



玄武山を望みながら



春色に包まれた長閑で静かな山里
地区の方と触れ合うと
先日の山開きの参加者は少なかったそうで
今日も人っけは皆無



舗装道路を上り詰めた所が取付点



急斜面にはロープ



かなり急登



お助けロープの連続



ちょっと視界が開け



八合目?



玄武城の由来を刻んだ碑文も難解な玄武城跡



まだ急登?



ふう〜
三角点のあるピークが九合目?



ちょっと危険な曲がったハシゴを下って



山頂直下をトラバースすると祠のある



10:45 玄武山山頂



根子岳、阿蘇高岳などが一望



脊梁の山々など視界良好



赤川浦岳へ縦走もできるそうですよ
アケボノツツジも膨らむ



貸切の山ランチでのんびり



展望を楽しみ





11:20 下山開始も滑る急降下に集中して



人影ない集落に




       12:45 無事下山

       
       急登の連続で心拍数もアップ
       変化に富んだ玄武山
       期待以上に楽しい春山でした。。。
      
       
       









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お天気

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