乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

阿蘇南外輪山 駒返峠〜多津山峠

2019-01-24 | 熊本の山
1/23(木)最後の未踏のルートへ

9:45 おなじみグリーンロードの駒返峠登山口

山の神にご挨拶



春霞のようなお日様に向かって



牧道から城山



駒返峠まで1.5k道標の先を渡渉



杉林は枝を踏み踏み



一旦、林道へ出て



標識を右の登山道へ



森の妖精がお出迎え



高度を上げ



木段からは岩石が多い急登で
尾根も近い



振り返ると



11:00 駒返峠(1,050m)
ここは南郷谷から矢部郷へ通じる峠
現在は矢部へのルートは荒れてるようだ?

13世紀~16世紀にかけて阿蘇氏が矢部(現・山都町)浜町に本拠を構えた時代
阿蘇大宮司の馬(駒)が勾配が急なためこの峠を越えることができずに
引き返したという由緒が峠の名になったとされています (Aso Pedia)



歴史の道を見守るような小さな石仏も鎮座



あちらは前回の地蔵峠へ



今日はこちらの清水峠へのルート



直ぐに矢部の稲生野分岐



冬枯れの穏やかな散歩道



途中、阿蘇の視界も



こんな逞しい杉もある



緩やかな落ち葉のルンルンルート



ここは多津山峠 標高1060m、目的地に到着



以前、清水峠からここまでのピストンで二回目



11:30 穏やかな陽光に包まれて
定番山ランチタイム



12:05 復路からの烏帽子岳や



噴煙は阿蘇中岳の
モヤっとした眺望



このルート名物の木段も登場



山都町の稲生野へは8.4K、165分とある



九州自然歩道になっているが
整備されているのだろうか?



途中、展望台から



南阿蘇のグリーンピアやアスペクタを望み



12:40 駒返峠へ戻ってきた
九州自然歩道は中松駅まで続いているようだ

下りは足元注意で黙々と牧野道へ



崖の上にある城山(839.3m)

矢部浜の館北大手の城跡
中世の山城「駒返城跡」城主は阿蘇氏家臣の久木野備前守と伝えられ
天正年間(1573年~1592年)に島津氏の侵攻により落城したという

行けるルートはないか偵察も
周囲は牧柵に阻まれ立ち入り禁止か?



諦めてバック



阿蘇の展望が開けると



グリーンロードも近い
13:40 無事下山






     これで、阿蘇南外輪山縦走ルートの完全踏破となりました





     阿蘇南外輪山縦走ルートは30.4㎞、所要時間16時間と案内

     全てピストン登山で倍の時間をかけ楽しむことができましたが

     トレランなら1日で走れるそうですよ!

     

               試してみませんか?。。。



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