今回から新シリーズ、「総合診療最新研究からの話題」と題しまして、短めの記事をお送りいたします、第一回目の今回は、
筋力が強い男性は死亡率が低い
です。適度な運動が心肺機能を向上させ心血管系の病気(心筋梗塞など)の発症を減らすことはよく知られている事実です。
運動の成果の1つの指標である「筋力」が強い人は結果として心血管系の病気が少ないこともわかっています。
20~80歳の米国人男性8,762人について筋力を測定し、その後平均約19年追跡し、死亡率と死亡原因を分析した研究結果が最近発表されました。
筋力の強い人は、心血管系の病気だけでなく、がんによる死亡率も少ないことが報告されました。
アーノルド・シュワルツェネッガーも最近、ターミネーターの最終?続編を出しました。68才です。おじさんターミネーターでしたが、アクションシーンもこなしていましたね。
筋力と病気との関係については、さらに今後調査されてくるテーマだと考えられますが、筋力トレーニングは適切に行われた場合、健康によい影響をもたらすことが期待できそうです。
今回は以上です、余談ですが、大相撲秋場所は横綱の白鵬が休場したおかげで、大関や関脇まで優勝の可能性が出てきました、しかし第一候補はやはり照之富士ですね、他の大関の方々にも頑張って欲しいですね、では次回に。
ドクター徳田安春の養生訓―元気な100歳をめざせ | |
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