みなさん、こんにちは。
頭痛や膿性鼻汁を訴える患者では副鼻腔炎も考えましょう。
前頭洞や上顎洞の圧痛があれば、その部位の副鼻腔炎を示唆します。
上顎洞に外から耳鏡で光を当てて、トランス・イルミネーション(光が透けてみえること)が確認できないときは、上顎洞内の液体貯留を示唆します(図)。
ただし、液体貯留があっても臨床的な副鼻腔炎とは限りません。
圧痛の有無が重要です。
また、免疫不全者では、細菌性または真菌性の重度の副鼻腔炎をきたすことがあります。
蝶形骨洞は顔面から深く離れており、圧痛の有無を確認することはできません。
脳外科術後では蝶形骨洞炎のリスクがあるので注意を要します。
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