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痙攣と紛らわしい病態:失神

2017-11-08 | 勉強会
 
失神とは脳血流が瞬間的に遮断されることによっておこる一過性の意識消失発作。


通常は数秒~数分で回復し意識障害などを遺すことは通常ありません。
 
 
脳細胞の過剰な放電から由来する反復性の発作である痙攣とは原因的な病態が異なります。
 
 
 
 
ただし、失神に痙攣を伴うことはあります。
 
 
血管迷走神経失神は予後良好型の失神の代表格ですが、このタイプの失神でも5%に全身性の痙攣をきたすことがあります。
 
 
(文献 Arch Intern Med 2003 Sep 8;163(16):1945
 
 
 
 
ショックバイタルを呈する病態では、脳血流が瞬間的に遮断されることによって痙攣をきたすことがあります。
 
 
ショックバイタルを呈する病態には、心原性、閉塞性、分布性、容量低下性ショックの4つのカテゴリーがありましたね。
 
 
 
 
写真   鹿児島市の風景

 

 

 

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