みなさん、こんにちは。
今回は髄膜刺激徴候とリンパ節腫大についてみてみましょう。
髄膜炎の疑いで、項部硬直が無いときは、ぜひケルニッヒ徴候を診るとよいでしょう。
股関節と膝関節を90度に屈曲させた位置から膝関節を45度他動的に伸展させるときの抵抗があれば陽性。
ジョルトは無菌性髄膜炎の除外のためにできた検査なので、化膿性髄膜炎疑いでは評価困難です。
リンパ節腫脹は頸部や鎖骨上のみならず、腋窩、滑車上、鼡径部も確かめるようにする。
リンパ節腫大があれば、固さ、圧痛、癒着、大きさ、部位、片側vs両側を評価する。
生検適応については下記スコアも参照
急性感染症で頸部リンパ節腫大があれば、前方頸部(細菌性>ウイルス性)と後方頸部(細菌性>ウイルス性)の区別は重要。
溶連菌対EBVですね。
写真 本文と関係ありませんが2型糖尿病の薬物療法表です。JAMAより。
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カイ書林 |
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