こんばんはZUYAさんです
今宵は旅日記を完結させようと思います。でも当ブログを訪れる方々皆が皆、旅に興味があるわけではないので先ずは少し映画の話をさせて頂きますね~
今日は夕方まで何処にも出かけず、音楽を聴いたり映画を観て過ごしました(実はまた指を切ってしまい、ギターが弾けない...)。CDプレイヤーは入院中でも、良い音で映画を観る環境はあるわけですからね
ZUYAさんはとっても気に入った映画だけはソフト(DVD)を買うようにしています(僅か数十枚ですが)。“良い映画”程度では購入には至ることはなく、それは敬愛するClint Eastwoodの作品でさえもそうなのです
今日久々に観たのは、1995年の「マディソン郡の橋」
この映画を“不倫を美化している”とか、“不倫を正当化している”などと言った実に下らない低レベルの評価やコメントを見る度に、
おまえらはアホか!
と思っているわけです。もちろんZUYAさんもトレンディ・ドラマでチヤホヤされた某芸能人のように、“不倫は文化だ”なんて馬鹿な考えは持っていませんよ
この映画の素晴らしいところは、人生と言うものを実にシンプルに、且つ繊細に描いている点です。その題材として“許されない男女の恋”を扱っただけなわけです。この映画の真意を汲み取れない人は、3流のアニメやら演技もまともに出来ないようなアイドルの映画を一生観ていれば良いのですよ
西武秩父駅ホームより、秩父のシンボル・武甲山を望む
さぁ11月6日から8日の旅日記のVol.5を綴りますね~
旅の3日目。須崎旅館を後にして、向かった先は本物のカウボーイがいるらしい「クリオステーブル」なる牧場(HPによる)。歩いて約3km。ええもうZUYAさんにとって、歩いて5km以内なんてお茶の子さいさいなわけです。ただ前日の朝とは打って変わって雲一つない快晴...これだけは何度思い返しても悔しい限りです。この時も何度も空を見上げながら歩きましたよ
さてこちらの牧場は、いわゆる観光牧場ではなく“馬のための牧場”と言った雰囲気をとても感じましたね。先述した日本のカウボーイ文化の第一人者である方が、ただひたすら馬のために作りあげた気持ちが伝わってきます
山あいにある牧場。事務所っぽいところにご挨拶して“どうぞお好きに見学してください”と言われましたので、馬舎や小さな放牧地であるパスチャーまでも覗かせてもらいました。訪れたのは朝10時、馬たちは皆お食事の時間で、ZUYAさんを一瞥するとカタカタと盛大な咀嚼音をたてながらひたすら与えられた草を食べ続けていました
ちゃんと事前に予約をすれば、馬に乗ったりして更なる交流を深められるようです。敷地内にいる馬たちはどれも自然体でいるのが、とても不思議な感じがしました(ZUYAさんが馬の生活圏に入り込んだような...)
少し登ったところにあるパスチャー
さてお金を落としていくわけでもないので、30分ほどで辞しました。とは言え、この後も何をしようか全く何も思い浮かびません。もう隅々まで行きましたからね、小鹿野町は。結局、朝食を食べていないので、早めのランチにしようと最寄りのバス停へ。何度かお邪魔している蕎麦処「しのうち」さんの開店時間は11時半。人気店なので早めに着こうと、ここはバスで移動することに
小鹿野町の東部エリアにある「しのうち」さん。ここの蕎麦がきは最高に美味でしてね。向かうバスの中でも、それをビールで一杯やることを想像しながら...
一番近くのバス停で降りて歩くこと数分、店の前に来て愕然としました...
「本日定休日」
え~~~~~!!
繰り返しになりますが、文字通り愕然としたわけです。ひょっとしたら前日が定休日で、その看板を外すのを忘れているだけではないのかとまで考えました(写真中央奥の家屋)。お店の近くで日向ぼっこをしていたお婆さんに尋ねると、「水・木はお休みだよ」と...
この辺りのバスは1時間に1本だけ...コンビニを見つけて缶ビールを買い店先に座り込みました。同じ町内の何処か他の店にチャレンジしようかと思いましたが、どうも今回の旅は不吉な予感がするので、早々に小鹿野町を出て秩父市の中心部まで戻ることに決めました。それでも次のバスまでの時間はまだあるので、バス停を2つ3つ歩いて時間を潰してから乗車しました
西武秩父駅前に着くと目指したのは駅前にある居酒屋、その名も「駅前」。階段を登って店の入口に着くと、
「本日定休日」
マジですか...
(初日に撮影)
窓ガラスにある「営業中」と言う文字は年がら年中(笑)。ここの店主は客が少ないと急に休みにしたりすると、以前にもご本人が言っていましたからね...早々に諦めてこの店がやっていない時にいつも行く食事処へ行くことに。そのお店に着くと、
「本日休業」
...
流石に良い年をしたおっさんが、涙が零れそうになって来ました。この2泊3日の旅、何一つ上手く行かない...うんざりして来たので、もう列車に乗って東京に戻ろうかと思いましたが、また車内でお弁当と缶ビールって言うのも...
何とか何処かにお店はないかと探して始めました~
って言うか後々考えてみると、普通に食堂やレストランに入れば良いのに、ZUYAさんは“昼間も開いている呑み処”に拘ってしまうのがいけないのですよね
秩父神社の参道にある商店街まで行けば色々選べるのに、もうそこまで行く気力も失い駅近くで入ったことのないお蕎麦屋さんに入りました。とにかくビールを頼み待っている間にメニューを覗いてみると、秩父グルメも色々とある観光者向けのお店のようで。ビールが運ばれてくると、
アサヒビール...
※嫌いなんですよ、アサヒのビールって...
もう何でも良いよ、何でも来いと言う気持ちで、アテになりそうな物を何品か頼みました。“何でも来い”とは思いましたが、ホルモン焼きを頼んで冷めたそれが出て来た時は...もうダメだこりゃ、今回の旅は不作だと諦めモード全開に...
そば、うどんが自慢と店内に謳っていたので、セット物を頼んでサッサとお腹を膨らませて帰ることに。そのお味?この流れから言って、美味い物が出て来るわけないじゃん!
もう写真もホワイトバランスが雑に...
定番の物も口に合わないって...
駅に行き特急券を購入し、隣接するお土産店で家人の大好きな秩父餅、職場へのお土産など買い込みました。ZUYAさんは秩父に来たら、必ず買うのが「しゃくし菜めしの素」。これはねぇ最高に美味いですよ。義母も好きなのでいつもは彼女の分まで買って帰りますが、今回は少なめに購入しました(散財しましたからね...)
いつもは名残惜しく東京に向かう列車に乗るのですが、今回は早く帰りたくなっていたので列車が動き出すと、幾分ホッとしましたよ
西武秩父駅前から見る武甲山
帰りも跨線橋からパチリ
早くおいらを東京に連れて帰って~
ZUYAさん流、秩父のお土産3種の神器
が
もうこれで終わったと思ったら、通路を挟んで隣に座った母娘(70代と50代と思われる)の、まぁうるさいこと...うたた寝も出来ません
その2人が降りたのは、所沢。そこからようやく20分ほど眠り、池袋に着いたのはまだ16時前。こんな時間に帰って来ることは実に珍しいこと。でも後は“我が家に帰るだけ、もう何も起こらない”と思うとちょっと嬉しかったです
以上、秩父の旅でした
で、不運は翌日の4連休最終日に続くわけです。この時のブログの本文には書いていませんでしたが、その最終日の夜は中華料理店で家人と大喧嘩が勃発。最後の最後まで本当に悲惨としか言いようのない4連休となったわけです
でも数日後、ネットの記事で北海道で大学生が熊に襲われて死亡し、その熊は消防隊員に殺されてしまった事件の詳細を読みました。消防隊員と熊との格闘は壮絶で、やはり熊は甘く見てはいけません。とてもとても恐ろしい動物であることを再認識しました
ですから、今回の「山行」で悪天候にもかかわらず無事に帰って来たことにこそ、旅の意義があったのかもしれませんねぇ。まぁそれが災いしたのか、職場で(怠ける上司どもに対して)攻撃的になっていますが...
この視界の中を...
さて明日は臨時で“通し勤務”になりました。そして水曜日はいつも通り早番ですから、今宵は早く休みます。ようやく旅日記を終わらせることが出来てホッとしています。だってこの23日(木)には新しい旅が待っていますから...
Have A Good Night,Folks!