なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

は~るよ、来い♪ は~やく、来い♪♪

2014年03月22日 | Music & Life 

3連休の“中日”です


素晴らしく良い天気でありますが、雑に作ったサンドウイッチ(食パン2枚にホースラディッシュをたっぷり塗りコール・スロー・サラダを挟み込んだだけ...)を頬張りながら音楽を聴いたりこのブログを書いたりしております


近日公開予定(?)のトピックとして温めている 『 正社員であることの意義(仮題) 』 の内容にもおそらく含まれそうですが、世間一般の3連休やその他の大型連休(年末年始やGWなど)が確実に取れると言うことは、最近ようやく“ポジティヴな要素”として捉えられるようになりつつあります

今日はその危険なトピックはまだ書かずに(笑)、いつものように春が目前に近づくも一向に活動が活性化されない崖っぷちブルースマンのさほど大したことない話題をさほど面白くなくお届けしようかと



        



昨日は青梅市・吉野梅郷へ訪れました。観梅だけでなくそれに乗じて最近の運動不足解消のハイキングにも勤しんだわけですが。帰りにふと青梅駅で途中下車してみました

古い国鉄時代の風情さえ感じられるこの青梅駅。駅前に出るとこれまた地方のローカル線風情があふれ出ている。駅前のメインストリートには往年の紳士・淑女がご利用なさる衣料店がど~んと店を構える(笑)。

さて、どのように時間をつぶそうかと駅前の観光案内図に目をやると、なぜか漫画家の赤塚不二夫の名が目に...。“あれ!? 赤塚不二夫って青梅の人だったっけ?”と考えながら周りを見渡すとバカボンのパパの像があるではないか~



バカボンのパパとその息子...


これはもう間違いなくあの赤塚不二夫に何か縁がある町なのだろうと急に意気込んで散策を始めた。結局のところ青梅市では町興しの一環として古くは映画館が3軒もあったのをフィーチャーしていて、上京前に映画の看板制作屋に就職していた赤塚氏と生粋の青梅出身である現役映画看板師の久保板観氏に協力をしてもらっているらしい



歴史を感じさせる建物が多い町です


手書きの看板、良いですよね~


“マイナー堂”って凄いネーミングです...


んなわけで町を歩いていると久保板観氏の描いた映画看板をあちこちで目にすることが出来る。そのうちに到達したのが 『 青梅赤塚不二夫会館 』 。彼の代表作の資料が安い入館料で観ることが出来る。入館早々一押しされていたのは“おフランス帰り”のイヤミ氏のコーナー。 そう伝説の“シェー”である

この60年代の日本に旋風を巻き起こした必殺ギャグである“シェー”。当時、今の皇太子である徳仁様やビートルズで来日したジョン・レノンまでもポーズを決めているほどである。様々な人のシェーの写真を眺めていると“日本って平和だったんだなぁ”と思うかもしれないが、当時は学生運動等が全盛期であったこともお忘れなく



青梅赤塚不二夫会館と昭和レトロ商品博物館


さて、さすがに都心とは違い夕方が近づくと一気に冷え込み始めたので、地元の人が行きそうな店で早めの夕食をと物色し始める。最近はすっかり身体の調子が良くなってきたので、今日は旅と言うことでちょっと飲んでみようと選んだのは駅から数分の“大衆割烹・とんかつ”と看板の出ている 『 宋八 』 と言うお店



また再訪したいです~!!


写真を見るとわかっていただけると思いますが、この一風変わった店の入口。人によっては銭湯に見えたりZUYAさんのように心のやましい人間はアダルトなホテルの入口を思い起こさせる(ごめんなさい、宋八さん!)

暖簾をくぐり店内に入るとZUYAの愛する“昭和風情”たっぷりの店内。ツマミを幾つか頼みビール大瓶1本を2人で分けた後は別々の道へ。嫁はサワーへ、ZUYAさんは“高清水”をどんどん流し込む。このパターンは気に入った証拠である(笑)。ZUYAさんたちが滞在中、2組がドアを開けるも逃げていった

奥で調理をしてくださったご主人にはお会いできなかったが、値段が安いのに一切手の抜かれていない料理の数々、そして滝川クリステルなんぞお呼びでないおかみさんのおもてなし。近所にあれば頻繁に行ってしまいそうな素敵な店でありました


が、そこは青梅...

酔っ払い2人が駒込まで帰ってくるのは大変でした(笑)。立川で乗り換え、新宿で乗り換え...もう家に着いた頃にはZUYAさんは辛うじて立っている状態



        



意外にもお酒は残らず、今朝はすっきり目覚めました


今日は命日が近い佐野行直氏の墓参りに。正社員になったときから毎年恒例の行事となりつつある。妙な話だが“雲の上の存在”であったスーパー・ギターリストの佐野さんの墓参りにすっかり音楽活動が減少してしまってから頻繁に行くなんてね

一通り綺麗にさせていただき持参したビールとお酒を“サシ”で飲ませていただきました。近年はその甲斐あってかギタープレイはまだまだ足元にも及びませんが、体型だけは絶頂期の佐野さんに... (失礼しました)


さて、佐野さんの音でも聴きながら気持ちの良い午後を過そうと思います~ 



スペース・サーカスの貴重なCD~

虫の知らせ...いや花の知らせか...いやいや“春の知らせ”かな

2014年03月22日 | Life


青梅市吉野梅郷にて


顔に似合わずZUYAさんが“花好き”なのは有名な話です

まぁ残念ながら今はただの“デブ”なので花と一緒に写真を撮ると余計に醜く見えてしまいますが、逆に花は引き立って見えるので良しとしましょう


さて、 『 梅 』 に関しては毎年六義園や近所の庭先で観る程度で満足していたZUYAさん。今年はどういうわけか妙に梅が観たくなりました。しかも都心ではもう時期が終わってしまっていると言うのに...

それでもまだまだ寒いエリアに行けば...と奥多摩の方を調べてみますと青梅市の“吉野梅郷”なる場所を発見。確かに同じ東京都内ですが年間を通して都心部とは季節が違いますから、期待を込めて行ってみることに

“給料日前の3連休”であるので、例によって“おけら”のZUYAさん(笑)。嫁にスポンサーとお握り作りを頼みそれを持ちJR山手線、西武新宿線に拝島線、そしてJR青梅線・奥多摩線と乗り継ぎ2時間ほどかけて最寄の日向和田駅に到着(JRだけで行くより少し安い...)。途中の拝島では途中下車して20年ぶりくらいに米軍基地周辺を歩いてみました


『 吉野梅郷 』

よくよく考えてみるとこれだけまとまった数の梅の木を見たのは初めてかもしれない。その美しさはこの後やってくる桜に劣らないものでありました








連休初日にしては人出は少なくはないもののうんざりする程ではありませんでしたね。風も強かったですしね。さすが東京の果て、残雪もありました~





ちなみに観光案内所の方の話(盗み聞きしました...)では、これだけ咲いてまだ“3分咲き”と言うから、興味のある方は行ってみてはいかが?

しかも、メイン・スポットである 『 梅の公園 』 は多くの木が病気にやられてしまい、今開催中の梅祭りを持って封鎖、これから10年ほどかけて植え替え復元するそうです。まさにラスト・チャンス~








昨今世間を賑わせている“ゆるキャラ”。ここ青梅の町にもやはりいましたよ。その名も 『 おうめちゃん 』

“硬派”で通っているZUYAさん。まさか並んで2ショットなんて恥ずかしい真似は出来ません。ですのでそっと後ろに回り顔をひょっこりと...





吉野梅郷 『 梅祭り 』 ホームページ
http://www.omekanko.gr.jp/ume_new/ume_index.php


今日学んだことは...

2014年03月19日 | Funny Life

近々ですねぇ、“正社員”なるものになって丸2年になるので、その意義について少し書きなぐってみようかと企んでおります


意義と言ってもZUYAさんの場合、それが“+”なのか“-”なモノかはわかりませんがこの2年間の経験からお伝えしようかと


もうすぐ春だというのに相変わらずZUYAさんの職場はバタバタしております。今年1月に1名戦線離脱し、その補充要員として先月、今月と新人を2名補充するも、なかなかの天然記念物並みのおバカさんがいらっしゃり...


連日、職場か現場(お客様)の誰かしらから怒られております。昨日も社長やZUYAさんを含む4名からこっぴどく叱られた上、“明日からやる気を見せてみろ!”と怒鳴られたにもかかわらず、今朝の 『 9時現場入れ 』 にまたもや寝坊...


またまた怒られ、その一人がZUYAさんに尋ねてきました、


“何で9時10分に着いたのに怒られないといけないんですか?”


ZUYAさんは言葉を失いました...




何とか怒りを抑えながら天使のような心で応えてあげました


“お客様は9時までに欲しいのに9時10分に着いたらダメだろ~”と...



今日気付きましたね



世間で言う“バカ話”と言うのは普通の人が言うから“バカ話”であり


バカが言うと“バカ話”にはならないと...  




あと一日で3連休


もうひと頑張りしよう





おかしなものです...

2014年03月16日 | Music & Life 


大きなアクビですな


先週末、10年ほど前にZUYAさんが初めての函館への旅で利用した思い出の夜行列車が無くなってしまいました。旅好きのZUYAさんにとって哀愁漂う夜行列車の旅は格別でありました

※ 余談だがその旅の写真が一切合切行方不明なのはなぜなんだろう...


最近この手のニュースが報道される度に理解に苦しむのが、“廃止が決まる度に大騒ぎする輩”の登場...

廃止になるパターンは多くのは、

『 利用者が少ない → (会社は)新型車両にする等お金を注ぎ込む気にならない → さようなら 』

なわけですよね。その時が来ると急に“廃止は寂しい”とか“無くなって欲しくない”とか言い出すのなら、なぜ普段から利用しないのですかね(もちろん全員がそうではないだろうが...)

多くの人は時間・費用を優先にし、高速バスの方が安いとか海外旅行の方が国内旅行より安くつくとかで疎遠になっているが実情。それでいて毎回今回のように廃止が決まるやいなや慌てふためき、さらには妙な輩がオークションで切符の値段を釣り上げる...


もっと人々が“本質的に物事を考えて利用(所有)する”ようにしない限り、こういった矛盾(と言えば大袈裟に聞こえるかもしれないが...)は生まれ続けると思います。でも、これこそが人間の欲を利用した“資本主義社会の生み出す副作用”なわけです

2012年にリオで行われた環境問題を考える会議の場で、“世界一貧乏な大統領”と言われるウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が非常に意義のあるスピーチをしました。この大統領の下で翌2013年には大麻合法化など画期的な国策を行っていますよね。以下にリオ会議でのスピーチをわかりやすく書きますと、

『 暮らしを良くしよう良くしようと先進国の方々は率先されているが、“あなた方の基準”に照らしあわせて仮にインド国民がドイツ人並に一家に一台車を持ったら、地球の大気はどうなってしまうのだろうか。もっと本質的に“幸せになることの定義”を改めなければ人々はおかしなことになってしまうのだ 』


このスピーチはまさに欲にまみれた資本主義的な考えに釘を指したわけです。まぁ欧米を中心とした先進国側から見ればば“ば~か”と思うかもしれないませんがね。高度経済成長期の日本や現在の隣国の大気汚染の問題などを鑑みれば一目瞭然ですね。しかもそれらは国民性まで変えてしまう...

でも結局は人間一人一人が“豊かになるとこと”とは何なのかを真剣に考えれば、この大統領の言うとおり事態は打開されると思います。ZUYAさんは東京でオリンピックがもう一度必要なんて思わないし、これが被災地の復興につながるとも全く思えませんが...朝から話題が濃くなってしまいましたのでこの辺りでストップ(苦笑)。

隣の芝は青く見えても気取られずに自分なりの幸福を求めましょう


そろそろ 『 ZUYA教 』 を起こそうかな 



         



Boz Scaggs & Band
クリエーター情報なし
Friday Music



昨日はダイエットのため久々に嫁と散歩に出かけまして、駒込から荒川区を縦断し台東区三ノ輪へ。散歩にはもってこいな小春日和でしたが、さすがに帰りは都電に乗って帰ってきましたけどね。家に着くと玄関に国際郵便が届いておりました。そうです...またCDを買ったのが現行犯ばれてしまい、懇々と皮肉を言われてしまいました

さて、この 『 Boz Scaggs & Band 』 は前作に続きグリン・ジョーンズがプロデュースした1971年作。そうです。同時期にフェイセズもプロデュースしていたからには聴きたくなりますよね~

録音はロンドンとサンフランシスコと最近のZUYAさんの中ではブームになっている聖地の組み合わせ。ブルースありカントリーありファンキーありと実に内容の濃い出来ばえ。この後にやってくる彼の路線を予感させる傑作の1枚ではないかと


『 86キロ問題 』 とその他の朗らかな話...

2014年03月15日 | Music & Life 

『 Layla And Other Assorted Love Songs 』 はエリック・クラプトン(デレク&ドミノズ)の名盤と言われ、邦題では 『 いとしのレイラ 』 って言いますよね  

ZUYAさんはこの原題が昔から好きで、特に“Assorted”と言う単語の響きが心地よい。日本語に訳すと“詰め合わされた”と言った具合でしょうか。デパ地下にあるようなお洒落なお菓子屋さんに行きますとこの文字はよく見かけますよね


では、そんなに詰め込まれているわけではないZUYAさんのブログ、スタートです~!


いとしのレイラ
クリエーター情報なし
USMジャパン




        



先ずは 『 86キロ問題 』

多くの方は今、“あれ!?”と思われていることでしょう。以前は 『 83キロ問題 』 でしたからね。そうなんです、まだすくすくと育っているのです

謎の持病である“リンパ腺の腫れ&関節炎”が先月8日から再発して以来アルコールは控えているのですが...この増加量はどう言う事なのでしょうね

これは単に“間食の多さ”だと思われます。以前、栃原の兄貴と話した時に言われたのですが、 「 運転の仕事は基本的に座っているから、一度食べる癖がついちゃうと... 」 とのこと 


ご存知の通りZUYAさんは現在またもや無謀にも禁煙チャレンジ中なので、配送時の車内では音楽は聴いているもののどうも間が持たない。だからって何か食べるってのも...

これはそろそろ 『 ブルース・ハープ 』 の練習でも始めるべきかもしれない。ホルダーを首にかけ吹きながら運転するわけだ。“ながらスマホ”とは違うし、口を塞いでしまえば食べるに食べれないわけだ。その上信号待ちで窓を開け放ちちょっと粋なフレーズなど吹いたら、道行く女子大生やOLのハートを射止めるかも...なんて馬鹿な妄想はもういいとして(笑)、後でちょっとホルダーを検索してみるとしよう


今回の関節炎はもうちょっとで治まりそうなんですよね。幸い(?)インフルエンザになった時に処方された鎮静剤が効果的だったのかもしれない。全部飲まないで“非常用”にまだ取ってありますけどね



        



さて、どういう訳かまた栃原の兄貴関連の話になりますが、以前ブログで話題にしていた“いなたい”という言葉。どちらかといえば関西以西の言葉のように思えるが古くはズ~ジャ(←ジャズのこと)のミュージシャン達が使い出した言葉だと言う説もある

“いなたい”と言うのは要は技術的に云々ではなく生々しい味があることなのだが、まぁ 『 才能 』 と言ってしまえばそうなのでしょう。天使のような綺麗な声を持っていなくても“ダミ声”が何だか惹き付けられるとか、そう言った魅了の仕方ですね。音楽的価値がないのに投票権だか握手権だとかで売り上げが上がるといったものではない


似たような言葉に“ヘタウマ”という言葉がありますね。やはり同じように技術的には素晴らしいものではないのだが人々を魅了する。どちらにも共通するのだが、これが本当の“芸術”なのかもしれない

わかりやすいところで言うと先日観たローリング・ストーンズなんて典型的な例ではなかろうか。スーパーなテクニックを持っているわけではないが、実に味のある演奏・歌唱で人々を惹きつける

そうそう、先日若い人が“ミック・ジャガーは音痴だし何が良いのかさっぱりわからない”と言ったことをネットに書いていたのをみて驚いてしまった。まぁ好みはあるのだろうが...

んなこと言ったらボブ・ディランの歌なんて全く理解されないのでしょうね(笑)



        



んなことを考えていたら、ウィングスの 『 バンド・オン・ザ・ラン 』 を聴きたくなり今日の一枚目に選んだ

ポール・マッカートニー。もちろん誰もが認める類稀なる才能を持っており、ビートルズ時代から色々なパートを担当し各々でそのセンスを魅せつけてくれてますよね。しかしながらそれら各楽器を専門とし卓越した技術を持っているミュージシャンにはやはり及ばないわけです。例えば彼より素晴らしいギターリストもドラム・プレイヤーも数多くいるわけです。でも彼にもやはり“いなたさ”や“へたうまさ”があるんですよねぇ

本作はナイジェリアでレコーディングされたのですが、現地に向かう直前にリズム隊が脱退してしまいポール、リンダ、そしてデニー・レインの3人が中心となりレコーディングされたわけです。ポールはドラムも叩き、そのプレイは The Who のドラム・プレイヤーのキース・ムーンでさえも驚愕したと言われています

しかし、この部分だけを引用して過大評価してしまっている一部の音楽マニアがいるわけで... (もちろんどう思おうと個人の自由ですけどね)


ZUYAさんはこれからも自身にも他人にも、そして音楽にも実社会にも“いなたさ”を追求して、生きて行きたいと思っている今日この頃です


バンド・オン・ザ・ラン
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック インターナショナル