句会の席で、お盆にちなんだ話題となった。
メンバーのうち、順番どおりならば、小生はもとより、先生も、Aさん・Bさん・・・などであろうか、次に、お迎えが来る人たちである。
この順番は、狂わせてはいけない大切な順番である。 割り込みなど決してあってはならないのである。
色々な、クラブや教室に顔を出しているが、ぐるりと見回すと、順番上位の人たちが多いようである。これをもって、高齢化社会というのであろう。
土曜塾は、順番を数えることすら困難なお若い層が多い。
先日、「名画カサブランカを、ご覧になったことがありや?」と、並居る美人たちに質問してみた。
驚いたことに、誰一人視ていない! それほど、世代は隔たってるのである。
あのバーグマンを前にした名セリフ、“昨日のことは忘れた、明日のことは分からない”などは、まったく通用しない。
愕然とした、「自分の古さに」である。
明日のことは分からないが、せめて「昨日のことを忘れずに」、新しい話題を懸命に学ばなくては!