12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

先輩

2006年08月17日 01時59分26秒 | Weblog

ようやく先輩のお宅を訪ねた。

9ヶ月ぶりであった。昨年秋あることから難しい専門書を3冊お借りした。難しくて読みきれなかった。

読みきれないうちは、どうも格好が悪くてお宅を伺えなかった。ついに9ヶ月が過ぎ、GIVE-UP、本の返却に出向いた。

先輩は、小生より一回りほど年上である。本好き蔵書多数、数百冊の仏教書を購入し、図書目録を整備し、いつでも貸し出すと言われてるが、まだ恐れをなして一冊もお借りしていない。

仏教書の次は、CD製作であった。市販CDの音は硬いので、レコードからCDを自作、好みに合った音質のCDを製作していた。(最大の目的は、貴重なレコードの温存である)

パソコンを使用せず、専用の「AD変換器」と「CDへの書き込み機」を購入し、延べ400枚を力任せに製作していた。緻密な技術を必要とする膨大な作業であった。

現在は、鍼灸に興味を持ち、懸命に勉強中であった。

恐るべしである、数千在るという“つぼ”に関する専門書三冊を比較検討して、筋肉痛にテーマに絞り「百のつぼ」を抽出、自分の体・求められれば知人友人などの体を実験台に実証実験を行っている。

(針は、通常の鍼灸師が使用する資格が必要な針ではない。特殊な粘着布に極小さな金属片を貼り付けた無資格者が使用可能なものである。 

また、内臓疾患などは責任が取れないとのことで、筋肉痛に限定して研究しているとのことであった。・・・深い配慮がなされていた。)

半月板損傷の小生には効果は期待できそうに無いが、一応試してみようと、ひざに特殊な針を施術いただいた。

パソコンの世代ではない、ワープロ専用機とコピー機を駆使して、資料整理・分類など緻密な作業を続けている。

少年のような好奇心と青年のような実行力に衰えは無い、到底、中途半端な小生などの及ぶところにあらずである。

やっと本が返却できた、これからも時々顔が出せる。 やれやれである。