5月中頃から風邪を引いた、とにかく頑固な風邪で6月中の今日まで症状を引きずっている。実に頑固である。
最初の1週間は、熱・喉の痛み・咳・体のだるさなどで、とても動ける状態ではなかった。
その頃の状態は「疑似“超超”高齢者体験」ではないだろうかと思った。
あらゆることが億劫なのである。すべてに力が入らず、無気力で体がだるく、全く何もする気にならなかった。
第2から4週目に入ると、少し症状が改善したが、それでも咳とだるさが残り、それなりに倦怠感がひどかった。
あらゆる外出事を休み・省き、かつ家庭内でも最小限の生活にした。此頃を表現すれば、疑似“超”高齢者の体験をしたように感じた。
こういった体験から、十年後・二十年後の自分の身に起きるであろう、避けられない嫌な現象を味わったような気がしたのである。
高齢化に伴う衰えにどう備えればいいのか、それが問題である。