最近ようやくこんな心境になってきた。どういうことかというと、これまでは若さを誇るように、あるいは元気のいい若者型の発言を無理して続けていたのだが、ここらでちゃんと軌道を修正して、自分に即した発言・行動に戻すべきではないかと思い始めた。
昨今、気になるのが、世間一般に年寄らしい発言・行動があまり表に出てこないことである。
高齢者の皆さんが、健康で若いことが主な要因のだと善意に解釈しているのだが、ある一面「何時までも若くあらねば」というご本人の願望の方が強く影響している結果でもあろうと思っている。
このため、年寄が、若い者に教えるあるいは説教するというスタンスの発言が少ないように思えるのである。
自分の気持ちに正直に、「年よりでなければできないことを、堂々と発言・実行する」ということにしようと思っている。
古希と言えば字のごとく、だてに年を取ったのではない。“年寄の自信を持って生きなければ!”である。