12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

夢かうつつか幻か

2011年06月21日 06時48分31秒 | 源氏物語

 

二十数年の歴史を持つ源氏物語講座恒例の「源氏物語の旅」に初めて参加した。目の不調で4年ばかり休んだが、今年春から出戻り参加である。4年間の中断の前2年間ほど講義には参加していたのだが、この旅には参加していなかった。

 現在、須磨・明石の巻を勉強中である。今回は、須磨・明石で源氏物語の史跡を訪ねるという。何と言っても、夢かうつつか幻かである物語の世界のことである。

「光源氏が月見をした松」、「光源氏が須磨でわび住いをしたした所」、「明石入道の浜の館跡」、「明石入道の岡部の館跡」、さらに奮っているのは「明石入道の位牌」を祭るお寺での参拝と多岐に渡っていた。

 

 引率者は当然、講座のF先生であるが、特別講師として源氏物語の大家である某大学のF名物先生が現地ガイドであった。さすがに源氏研究の大家であった。

 本来は、難しい話なのだが、終始笑いの絶えない雰囲気が持続していた、これが長年にわたる多大な人気の秘密なのだろうと感じた。実にユニークで楽しい旅だった、これでは来年以降も連続参加しなければと思っている

大震災17年目神戸を訪れ、その立派な復興の中に“ちゃっかり“というべきであろうが、源氏物語にひっかけて地域振興を図ろうという”たくましさ”も見え隠れしていたのだった。 

後日、先生の検閲完了後、旅の記録をYouTubeで公開しようと思っている。