このブログ、2008年6月24日付け「両眼複視」に、次のようなコメントがあった。
“さかのぼってのコメントすみません (平昌) 2011-07-08 12:06:18
インターネットで両眼複視を検索して、行き当たりました。
まさに私の今の症状で、眼科でも神経内科(CT、血液、MR検査済み)でも
異常なしと言われ帰されましたが、症状は続いています。
同じだと思い思わずコメントしました。“
それにお答えして、何かのご参考になれば幸いと思い、小生のこれまでの概要と次の予定を以下に記しおきます。
上記の症状は、小生の場合と同じなのだろうと推察している。
この方の年令は不明だが、発症した2008年時点で小生は66歳であった。その後あれこれ検査を繰り返したが(重症筋無力症の検査までした)、結局、原因を特定できないままである。
その内に次第に眼球の動きが悪くなり、両目で見ることが不可能となったので、1ヵ年強くらい片目(左のみメガネをすりガラスとした)の生活をした。
岡山大学の眼科が斜視に優れていると聴き、ここで対症療法として昨年12月に斜視の手術を行った。
左目の筋肉を2箇所手術し長さ調整を行なった。この結果、40度くらい外側にずれていた左目が10度くらいのズレまで調節できた。(元のズレが大きすぎて、筋肉の手術の限界を超え10度分残った、と言われた。・・・手術そのものは至って簡単で苦痛もない。)
次第に、右目もかなり動きが悪くなってきており、中央より外側に全く動かなくなった。それで次は10月31日に右目を手術する予定である。右目も、動く範囲を中央に戻す手術となる予定である。
基本的な問題は、筋肉単独か、あるいは神経と筋肉双方が悪いのかは分からないが、眼球が正常に動かないことにある。
上下左右全ての方向で眼球の動ける範囲が、偏り狭くなった、これが全ての不調の元である。結果として、左右の調節がうまくできなくなり、左右の視線にズレを生じた。病名は通常、斜視と呼ばれるものである。
その上、さらに悪いことに、眼球の動く範囲が段々狭くなってきており、左右・上下をうまく見ることが出来なくなってきている。(ぶつかったり・つまづいたりが、よくおき危険である)
(基本的に目の動きの問題なので、それぞれの単眼の視力そのものには問題がないのである。歳相応に、老眼や白内障があるが、それが問題にはなっていない。)