好むと好まざるとにかかわらず、自動翻訳あるいは機械翻訳という機能にお世話になっている。
小生の個人的な感触にすぎないが、フランス語->英語の自動翻訳の精度はかなり高そう(意味の通じる文章となっている)で、反面フランス語->日本語では意味不明の文章となることが殆どで実用性がないと思えるのである。
それでWikiを覗いてみた、それによれば、
「言語はそれぞれ孤立して存在するものではなく、多かれ少なかれ互いに影響しあって存在する。特に共通の歴史が長い場合、文法や語彙に共通性、あるいは共通の起源を多く持つことがある。そのような場合、極端に言えば単語を置き換えるだけでもある程度のレベルの翻訳が可能であるから、機械翻訳もより容易い。」という記述がある。
さらには、
「日本語からの翻訳の場合、実用のレベルにあるのは日韓自動翻訳である。日本語と韓国語は膠着語であるという文法的共通性や、漢語からの借用語もあり、自動翻訳の精度は文体にもよるが普通80%~90%である。」とあった。
先日、Google翻訳を用いて、日本語->韓国語に翻訳したものを韓国人の先生に添削して貰ったところ、韓国語の助詞の部分に誤りが数箇所あったが、結構意味が通じる翻訳にはなっていたようだった。(この時は、日本を作文するときにできるだけ翻訳しやすいような文章とする注意を払ったが・・・。)
更に、WIKIによると、
「日本語の場合助詞や同音異義語が多数存在するために形態素解析の段階で翻訳に困難をきたす。ゆえに一般に英日翻訳に比べて日英翻訳の能力は低い段階にある 。
英語の語学力のない人が英訳を行い出来上がった英文の評価が出来ない場合、英訳した文を日本語に再変換してみて日本語で意味が通るかどうか確認してみると良い。」とあった。
外国語をチェックする能力がない小生のような場合には、日-英、そして英-日と逆変換をして、翻訳内容のテェックをするのも一つの方法のようであるが、うまく翻訳できていない場合、どうするかの問題が残ってしまうのである。