あるサイトからの引用である。実に立派なことが書いてあった。これを実行にむけてリードできる人は、いったい誰なのだろうか?
“3月は全国民が、焦燥感やイライラ感などのフラストレーションに苛まれた月だった。そして、4月は神経質な感覚の時期から長期戦やむなしのムードに変わり、神経質な性急さは影をひそめ、諦めと達観とが共存する状態に至り、気持ちに安定感が出てきた。」
日本がある日突然巨大な試練に遭遇した。心ある人は、この試練は日本の再生・新生のために天が与えた試練だと感じたではないだろうか。
いよいよ復興に向けて各界での活動がスタートしてきた。未だ明確な方向性は見えてこないが、「ご破算で願いましては・・・」とあるごとく、大変な災厄をばねにして、「新生日本」・「出直しJapan」なる計画の立案がなされることを期待している。
平成爛熟という歴史のアクを一掃し、省エネ・省資源・環境改善・そして活力ある心豊かな社会の再構築に向けて進みたいものである。今は、世界の先鞭としてこれからの日本が歩む道が、注目されることになる。
各界のリーダや政治家たちに要望するのは、姑息な私利私欲ではなくて、大所高所に立った理想の社会建設に向けた崇高な精神のもとで社会をリードしてもらいたのである。我々は、明確な納得のいく将来像を示してもらえば、眼前の多少の我慢には耐えられる国民である。“
まさに名言である。(“まさに”とは大嫌いな居座り首相の口癖だが、しょうがないので使っておく)
それに引き替え、国会や東電は、実にだらしがない。こんなことで日本の再生・復興ができるのか、「日本を駄目にしないでくれ」とイライラが募る毎日である。